よくある質問(FAQ)など

●Windows NT系のチェックディスクが残す履歴について

　Windows NT系で、「すっきり実行の方法」が「すっきり実行しない」の状態で、チェックディスクを実行した場合、または、再起動前にチェックディスクを行うように指定した場合、ノーマルモードの「履歴」に、チェックディスクが返却した終了コードを元にした情報が記録されます。

　この際、次の文字列が記録されることがあります。

・ガーベジコレクションなどのディスクのクリーンアップが実行されたか(←この場合は処理自体は正常に行われているため、問題ありません)、ディスクをクリーンアップできませんでした

　なんらかの事態が発生し、CHKDSK.EXE自身の手によりディスクのクリーンアップが行われなかったことを意味しますが、たいていは他のプロセスがガーベジコレクションを行っていたことが原因であり、問題ありません。処理は正常に行われています。

・ディスクをチェックできなかったか(←この場合は再起動後にチェックが行われます)、エラーを修復できませんでした

　ディスク中のファイルを使用中のプログラムがあり、ハンドルの強制解除にも失敗した場合に表示されます。
　この場合、再起動の後にチェックディスクが行われるようにスケジュールされますので、問題ありません。

・ディスクをチェックできなかったか、エラーを修復できませんでした

　ディスク中のファイルを使用中のプログラムがあり、ハンドルの強制解除にも失敗した場合に表示されます。
　この場合、すっきり実行の方法で「すっきり実行しない」以外を選択し、すっきり実行によりチェックディスクを行うようにしてください。

・チェックを次回起動時にスケジュールできませんでした

　メモリ不足やレジストリ設定のアクセス権限などが問題で、チェックディスクを開始するための設定を書き込めないことを表します。この場合、チェックディスクは行われません。
　レジストリに対する権限の設定などを確認してみてください。

・チェックディスクを次回起動時にスケジュールしました。結果ログの参照方法はノーマルモード「履歴」のヘルプを参照し、リンクをたどってください

　チェックディスクを、次のWindows起動時(すっきり実行開始時)に行うよう、Windowsに対してスケジュールしたという報告です。チェックディスクは、次のWindowsが起動しきる前に行われます。
　チェックディスクが行われた時間や結果などは、ログには残されません。時間や結果を知りたい場合は、イベントログから確認してください。

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