よくある質問(FAQ)など

●デフラグやチェックディスク中に強制終了してはいけない

　デフラグやチェックディスクをしている最中に、電源を切ったり、リセットスイッチを押したり、Ctrl+Alt+Delを押して強制終了をしてはいけません。

　これらのプログラムは、低レベル（＝直接的に）ハードディスクを制御します。
　例えば、デフラグの場合、引っ越し→移転届け→引っ越し→移転届け→…を繰り返しているようなものといえますが、もし、これらの途中で電源を切ったり、リセットスイッチを押したり、Ctrl+Alt+Delを押して強制終了をした場合、引っ越ししたのに移転届けが出ていないという状態が、高い確率で発生するということがわかると思います。

　これは、ディスクの論理的なエラーになります。
　もし、この論理的なエラーがハードディスクの重要なポイントで発生したとすると、ハードディスクは論理的に破壊されます。これは例えば、ハードディスクの特定の領域にアクセスできなくなって、大切なデータやプログラムが読み出せなくなったり、Windows自身が起動できなくなったり、ハードディスクから起動できなくなったりします。

　こうなってしまうと、多くの場合は、ハードディスクをフォーマットして、Windowsを再インストールしなければならないことになります。

　また、突然電源を切ったり、コンセントを抜いたりした場合、ハードディスクのヘッドが予期できない動きをし、ハードディスクの表面を傷つけ、ハードディスクを物理的に壊してしまう場合があります。この場合、ハードディスクを買い換えなければならなくなります。

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