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2014.8.30
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不具合報告


●すっきり実行の前後で、すっきり!! デフラグとは無関係の設定が変わる

 すっきり実行の前後で、すっきり!! デフラグとは無関係の設定が変わる、といった報告がもたらされることがあります。
 例えば、

 (1)ネットワークの接続先が変わった。
 (2)タスクバーが固定された。


 などです。
 しかしながら、すっきり!! デフラグがこれらの設定を変更しに行こうとすることはありません。これらの設定を変更するには、これらの設定を保存しているレジストリの位置を正確にAPIに伝える必要があるのですが、すっきり!! デフラグはその情報を持ち合わせていないためです。

 そのため、この現象を直接的に発生させている原因は、別のところにあるのではないかと考えられます。

 例えば、すっきり!! デフラグは、環境をデフラグ用に書き換えて起動させているわけですが、言うなれば、通常起動時と比較して、不完全な状態で立ち上げているということになります。この不完全な状態に過敏に反応して、不具合を起こすバグを持ったプログラムやサービスがあったとすると、このような状態が発生するかもしれません。

 以前に、あるディスプレイドライバが「セーフモードで起動すると、デスクトップのアイコンを勝手に並べ替えてしまう」という不具合がありました。これと似たようなものかと思います。もしこれが原因だとすると、この不具合を起こすようなトリガーを発生させなければよいことになります。

例えば、

・すっきり実行の方法で「シェルを入れ替えて実行」をしているならば、「シェル起動前に実行」を選択してみる(またはその逆)。
・すっきり実行の方法で「セーフモード」を利用しているならば、セーフモードを利用しない設定に変えてみる。
・サービスの停止を行っているならば、停止を行うサービスを変えてみる。


などです。
 いずれにせよ、何回か試行を試みて、環境にとって最適な方法を模索する必要はあるかと思います。

 なお、上記(1)(2)については実際に存在したケースであり、色々調べてみたところ、(1)は背後でセキュリティソフトによる自動アップデートが走っており、それがネットワークの設定を変えていたことがわかっています。また、(2)は、すっきり実行の方法を変えることで問題解決しています。


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