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2014.8.30
INASOFT


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R-Script コントロール作成関数



■MultiEdit

 複数行の編集ボックスを作成します。

MultiEdit( ID$, nlines, default$ [, Key$, Entry$] [ , flag] )


●引数

 ID$ … ここで作成されるコントロールのIDを指定します。他のコントロールのIDと重複してはいけません。
 nlines … 編集ボックスの、だいたいの行数を指定します。ここから高さが算出されます。
 default$ … 関連づけるレジストリエントリを指定しないか、エントリが読み込めなかったときのデフォルトの文字列。
 Key$ … 編集ボックスを関連づけるレジストリキー。
 Entry$ … 編集ボックスを関連づけるエントリ名。
 flag … コントロールに与えるフラグを指定します。


●解説

 複数文字列型(REG_MULTI_SZ)のレジストリエントリに関連付けられた複数行編集ボックスを配置します。レジストリからの読み込みの際、\0は改行に変換されます。逆にレジストリへの書き込みの際は、改行が\0に変換され、文字列の最後に\0\0がつきます。
 「nlines」に、だいたいの行数を入れます。この行数は、コントロール作成時の表示上の目安に使われます。
 レジストリキー「Key$」のエントリ「Entry$」に関連付けられます。
 コントロールが作成されるとき、関連付けられたエントリから文字列値(数値型の場合は数値を文字列に変換したもの)を読み出します。エントリが存在しない場合、または、Key$とEntry$が省略された場合は、編集ボックス内には、default$ で指定された文字列が入ります。なお、改行は "\r\n" で表します。
 編集ダイアログで[OK]または[適用]が押されると、編集ボックスの内容が、レジストリエントリに自動的に書き込まれます。
 なお、編集ボックスにキャプション(説明文字列)はつきませんので、Text()関数によりキャプションをつけるとよいでしょう。
 編集ボックスにアクセラレータキーをつけたい場合は、直前に作成したスタティックテキストにアクセラレータキーを付けます。
 flagにEDIT_SZが指定されると、レジストリへの書き込みは通常のREG_SZとなります。また、SZ_EXPANDが指定されると、レジストリへの書き込みは、REG_EXPAND_SZとなります。これらの場合、行区切りは改行のままです。


●戻り値

 成功 …… 1
 失敗 …… 0


●注意

 本関数で作られる複数行編集ボックスは、改行を \r\n で扱います。
 そのため、fwrite()/fappend()/fread()と連携させると問題が起きることがあります。
 この場合は、FModeBinary(1)をあらかじめ実行しておいて下さい。


●サンプル

text( dhelps$("ログオン画面にメッセージダイアログを表示する場合の内容(&O):") )
multiedit( "LegalNoticeText", 5, "", KEY$, "LegalNoticeText", EDIT_SZ )


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 関数書式の見方


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