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2014.8.30
INASOFT
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連載(INASOFT45万ヒット記念企画) [ 5/11]
■すっきり!! シリーズ誕生秘話(1)(2001/10/28)
これまでの記事の流れを見ていただければ分かるとおり、「誕生秘話」というよりは「成長秘話」です。この話も、成長秘話が基本となります。
すっきり!! デフラグの構想が発生したのは、2000年の9月です。出身高校の文化祭にお邪魔している最中、ふと思い浮かびました。ちょうどこのころは、「Windowsを2000%いじくるツール」で「起動時に実行されるプログラムの編集」機能を付けていた頃でしたから、これを利用して、デフラグやスキャンディスクを快適実行できないだろうか、と考えたわけです。
さっそく自宅に帰り、考えてみた方法でやってみると、たしかに、これまでよりもスムーズな感じがします。それで、これを一つのソフトウェアとして実現してみようと思い立ちました。
文化祭の2日目、出身高校にお邪魔しているとはいえ、昨日思いついたアイディアのことで頭が一杯でした。なお、この出身高校というのは、「疑似シリーズ」を初めて思いついた場所でもありますから、なんか良いことが思い浮かぶ場所なのかもしれません。
と、ここで、ふと思いついたわけです。名前は何にしようかなぁ、と。
デフラグがすっきりした環境でできるわけだし、「すっきり!! デフラグ」なんかどうかなぁと思ったわけです。なんでエクスクラメーションマークが2つも入ってしまったのか、今では忘れてしまいましたが、この名前が良かったらしく、公開直後からダウンロード数が激増します。
特に他からの紹介が無いのにダウンロードが激増しているというのは非常に希なパターンでして、やはり、同じ悩みを持っているWindows98ユーザーが多かったのかなぁと思います。
さて、そんな「すっきり!! デフラグ」を公開してから8月くらい経ったある日のことです。一通のメールが寄せられました。
「スキャンディスクが完全に実行できないのですが、対処方法を教えて下さい。」
対処方法と言われても、このソフト自体が対処を加えているソフトなのですから、それ以上の対処なんて、できようはずがありません。とりあえず、「スキャンディスクはDOSに降りてからやるように」と返信を出しました。これが一番確実だからです。
さて、その翌日。違う人から、同じ内容のメールが来ていました。2通です。DOSに降りろと書いたメールを出しました。
それから、同内容のメールが来る日が続きます。
そしてある日、メールが5通に増えました。同じ内容です。新手の嫌がらせでしょうか?
不安に思った僕は、その人たちに「どうやってこのソフトを知ったのか?」を尋ねてみました。すると、一件だけ応答があり、某巨大掲示板から来たんだということを知りました。
おそらく、これらの人たちは、その某巨大掲示板から来た人たちなんでしょう。おそらく、その掲示板には同じ悩み 〜 スキャンディスクが実行できない 〜 を抱えた人が集まっており、噂を聞いて「すっきり!! デフラグ」を使ったものの、やはりスキャンディスクは失敗するということがわかり、最後の頼みの綱として、僕にメールを出しているんでしょう。
メールを出すというのは勇気のいる行為です。とくに、見たこともないような作者に出すわけですからね。よって、スキャンディスクができないひとが1人いるなら、30人いると思え、ってなごとく、おそらく、このソフトではスキャンディスクは実行できないのだろうという結論に達しました。
公開されているだけで役に立たないソフトなら、公開している意味がありません。しかも、そのソフトが原因で、毎日毎日同じメールが届くわけですから、公開を取り下げた方がマシです。とりあえず、デフラグは動いているという情報が多いですから、デフラグの機能だけは残し、スキャンディスクの機能は削ることにしました。
これで安心できるかと思ったのですが…。
公開から3時間後のことです…。
続く。
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