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2014.8.30
INASOFT


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連載(INASOFT45万ヒット記念企画) [ 2/11]



■疑似シリーズ誕生秘話(2001/10/25)


 今日はINASOFTの本来のお仕事である「疑似シリーズ」について、語ってみたいと思います。

 まずは、疑似シリーズって何? という方のために軽く説明しておくと、いわゆる「ジョークソフト」というやつです。しかも、最近の評価によると、例えばソフトバンク的には「疑似シリーズはジョークソフト界のFFである」(ネットランナー11月号より)とも言われていますから、本人達の自覚していないところで、かなり高い評価を受けているらしいです。

 上にも書きましたとおり、「疑似シリーズ」は、文化祭の出展品の中に隠されたジョークソフトとして誕生しました。
 第一作目は「疑似リセッター」でして、タイマー割り込みとビープ音の発生を基本原理にして動きます。ハードウェアを操作することから、PC98専用となってしまっていますが、今ではそれをWindows用に移植した「疑似リセッター for Windows」も登場しているので、ぜひお試しあれ。

 疑似シリーズのWindows版が初めて登場したのが、1998年1月。まさに、僕が現役大学受験のまっただ中だったというわけで、大学に落ちるのも無理はないなぁということが良くわかります(笑)。
 予備校にいる間も、なんだかんだ理由を付けてINASOFTの会合が頻繁に行われていましたから、勉強疲れから来る鬱憤をはらすため、大量の疑似シリーズがリリースされ続けました。

 INASOFTが広く知られる最初の最初の出来事は 1999年 9月のこと。インプレスの「DOS/V POWER REPORT」という雑誌から、「疑似アクティブデスクトップ」の収録許可願が舞い込んできました。収録許可願なんて初めてのことでしたので、もう大騒ぎでした。(このとき、INASOFT宛に収録許可願を出してくださった方は、今でもたまぁ〜にお世話になることがあるんですが、収録許可願を出させたら右に出る者はいないでしょうってくらい、精魂込めたメールを送ってきてくださる方です。僕はいまだに、この方の出すメールを越える収録許可願をもらったことがありません。他の担当の方!! もっとがんばれ!!)。

 その後、INASOFTのメンバーが無事大学に入学しまして、そのあとも、ポツポツと疑似シリーズが作られています。今では、秋になると、新作が登場するようになっています。今年は「疑似スタートボタン」をリリースしましたので、次のリリース予定は来年です(笑)。

 さてさて。昨日書かなかった「INASOFTの遭遇した1つ目の事件」について書きましょう。「疑似アクティブデスクトップのチェーンメール化事件」です。

 どういうわけだかわかりませんが、疑似アクティブデスクトップのアーカイブのうち、ジョークソフトである旨を書いた部分を取り外されたファイルがメールで出回り、収拾のつかない事態になりました。
 多くの人にソフトウェアを使ってもらえるのは、クリエイターとしては本望なのですが、制作者が誰だかも分からない状態で、しかも半分ウィルスみたいな出回り方をされたのは、ちょっと心外です。著作権の侵害として告訴したいんですが、だいたい最初にばらまいた人が誰だかなんて分かりませんし…。

 困ったもんです。


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