すっきり!! デフラグのヘルプ
第3回 家族はどう思っているか？2014.8.30
INASOFT
/トップ/すっきり!! デフラグ/ダウンロード/WebHelp/ヘルプトップ/
特集(過去のエピソード) 第3回 家族はどう思っているか？
公開日：2011/07/26
こんにちは。作者です。
こういった形でコラムを書くのは久しぶりだったのですが、そういえば今回は作者の人となりについて触れる機会がなかったと思い、急きょ、この回で作者について触れることになりました。
というのも普段、ソフトを使うときに、その作成者が誰でどんな人なのかなんて、意識することはないですからね。
先日も「いつもお世話になっています。窓の手を使わせてもらってます」なんてお便りももらいましたし。
(注:僕は窓の手の作者ではありません)。
まぁ、僕自身だって、箸やコップなどの日用品を使うときに誰が作ったのかなんて意識することはありませんし、作成者を意識せずにすむことは、そんな日常品の位置付けまで昇華されたということかな、と思います。
とはいえ、このまま意識されないのも寂しいものがありますので、軽い自己紹介でも。
というわけで、コホン。
生まれも育ちも日本。海外へは、子供の頃に両親につれられる形で家族旅行に行ったことはありますが、仕事や居住のために行ったことは一度もありません。よく触れている外国語と言えば、MSDNライブラリの中の小話ですかね。
さて、作者がフリーソフトを公開し始めるようになったのは大学に入ってからです。これは、大学生になったときに、実家にようやくインターネットが通るようになったという理由が大きいですね。私が成人する前までは、日本はまだインターネットは当たり前ではなかったのです。
しかし高校生の頃———サイト名によく似た高校に通学していたころ———に、その準備はしておりました。作者はパソコン部に通っており、そこで、NECのPC-9801向けのソフト開発をして、部活の仲間と遊んでいました。代表作としては、ファイラーである「TFM」、環境情報取得ソフトである「CCPU」、それから横スクロールシューティングゲームの「NEOBRASTER」ですね。
TFMは、PC-9801とDOS/VのMS-DOS環境に対応していましたが、世の中が次第にWindowsに移行するにあたって、その役割を失っていきました。Windowsには立派なファイラー「ファイルマネージャー」「エクスプローラ」がありましたからね。
逆にCCPUはライブラリのようなものでしたから、世の中がWindowsに移行しても使い続けられています。現在でも様々なソフトの中で進化中なのをご存じの方もいるかと思います。「NEOBRASTER」は、Windowsに移植されましたが、そのコンセプトを継承した「巫女ブラスター」が葦葉製作所にて作成されていますのでご興味のある方は是非。
大学に入学後は、Rnsf（現在のいじくるつくーる）や、この「すっきり!! デフラグ」などを作成し、様々な人々の支援でこれらのソフトを進化させていっています。就職後はフリーソフト制作は滞るかと思ったのですが、そんなようなこともなく、今日まで来ています。
珍しくも面白い質問
ソフトウェア作りをしていて受ける質問として珍しくも面白いものとして「ご家族にはどういう理解をされているのか？」というものがありました。
なるほど、家族ね。
友人とか同僚とかなら、同じ思考を持つ人がいるからともかく、家族がどう考えているか…ですか。たしかに、あまり考えたことはなかったかも。
それとなく妻に話を向けてみても、無関心の極みみたいな感じの小笑い的な反応で(笑)、まあ、否定されないだけマシってことかもしれませんがね。なにせ、夜な夜なパソコンに向かって一心不乱に何かわけのわからない記号みたいなものを打ち込み続けているわけですから。ハタから見ていてどう感じられている事やら。
実家にいて両親と暮らしていたときも、そんな感じではありましたね。
というか、パソコンに向かって一心不乱に向かって謎の言葉(両親は宇宙語と呼んでいました)を打ち込んでいる姿を見て、一昔前の怪しげな「パソコンオタク」像を思い浮かべたのか、「お前はそうやっていることから、いつ卒業するのか？」と、暗に止めるよう迫られたこともありましたし。
ですが、それも転機がありました。
父が勤務先近くのパソコンショップで店員さんと話していたとき、何かの拍子に名前の話題になり、息子の話題になったらしいんですね。そこで店員さんは「すっきり!! デフラグ」のユーザーさんだったらしく、そこから『息子の作っているソフト』の話題になったみたいで。
父としては、他人のはずの人から急に息子の話題になり、誉められた気分になって、すごくうれしかったみたいです。そんなわけで、ひょんなことから実家の家族には理解してもらえるようになりました。
ちなみに、珍しくも面白い質問の第2位は「オンラインソフトの作者さんって横の繋がりとかあるんですか？」というものなんですが、これはこれで面白い話になりそうなので、今度また時期を見て書いてみようかと思います。
特集(過去のエピソード) 目次
※このページは、ソフトウェアに付属のヘルプファイルをWeb用に再構築したものです。大部分に自動変換を施しているため、一部は正しく変換しきれずに表示の乱れている箇所があるかもしれませんが、ご容赦下さい。また、本ドキュメントはアーカイブドキュメントであり、内容は、右上の作成日付の時点のものとなっております。一部、内容が古くなっている箇所があるかと思いますが、あらかじめご了承下さい。
※このページへは、自由にリンクしていただいてかまいません。
■このページに関するご意見をお待ちしております → フィードバックページ