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2015.9.6
INASOFT


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デフラグ設定 - ノーマルモード


「設定」ボタン→「デフラグ」タブ

現在、本ソフトはWindows Me/2000以下には対応していませんので、これらのバージョンに対する記述は無効です。
SSDに対してデフラグを行うことは奨励されません。
ただし、Windows 8以降ではデフラグに代わり機器種別に応じた最適化が行われますので、問題ありません。





 すっきり!! デフラグでデフラグを行う際の動作を決める設定です。

 ●デフラグを複数回実行する(N)

 デフラグを2回以上くりかえして実行します。激しく断片化しているときには効果があるとのことです。


 ●コンソール版ではなくGUI版を使う(V)(Windows XPのみ) (進捗状態が見たい場合。利用上の注意はヘルプ参照)

 Windows XPからは、スタートメニューから呼び出せるGUI版のデフラグの他に、自動実行に適したコンソール版のデフラグエンジンが標準付属しており、すっきり!! デフラグでは優先的にコンソール版のデフラグを呼び出しています。
 しかしこのコンソール版のデフラグは、最適化の過程や進歩状況が表示されず、終了までの時間を予測することができません。そこで、GUI版のデフラグを使って最適化を行うようにします(注:Windows 7からは、コンソール版デフラグでも最適化の進捗状況が表示されます)。
 ただし、GUI版のデフラグは自動実行に適した作りをしていないため、表示メッセージ予測をしたり、キーボードエミュレートのための同期などをとる必要があり、かなりデリケートな作りになっています。
 そのため、不測の事態が発生したときや、同期がとれない場合などに、自動実行が続行できずに停止しまったり、開始していないのに、または実行途中なのに終了してしまうおそれがあります。また、本来のデフラグには不必要な修飾のついた画面を表示するために、余分なCPUパワーと余分なメモリを消費してしまうかもしれません。

 なお、Windows 2000の自動デフラグと同じ原理で動作しますので、Windows XP/Server 2003に標準で付属したデフラグにメニューバーが出ていないと、うまく動作しません(→メニューバーが出ていない場合の対処方法)。また、動作中は、キーボードやマウスには手を触れないようにすることをお勧めします(ただし、不慮の事故による停止に陥っている場合や、暴走している場合は手動で停止させなければなりません)。


 ●最終回のデフラグのみGUI版を利用する(F)(Windows XPのみ)

 複数回のデフラグを行う設定になっていて、「コンソール版ではなくGUI版を使う」を選択した場合に、一番最後のデフラグのみをGUI版で行うようにします。一番最後以外は、コンソール版にて行われます。
 これは、一般的にコンソール版のほうがシンプルな構成になっていることから、最終回以外をコンソール版のデフラグでスムーズに行い、最終回のデフラグをグラフィック表示にして結果確認をしたい場合に用います。

 このような目的のため「マウスやキーボードに触れないでください」の警告ウィンドウは表示されません。

 なお、デフラグを1回しか行わない場合は、このチェックは無効になっています。「マウスやキーボードに触れないでください」の警告ウィンドウを非表示にしたい場合は、「詳細設定」の「さらに詳細な設定」ボタンを押したときのダイアログで、「『キーやマウスにふれないで』のウィンドウの透明度」を一番薄くしてください。


 ●デフラグ実行前後の断片化率等をデスクトップに出力する(O)(Windows XP以上)

 デフラグ実行前後で、コマンドライン版のデフラグを用いて断片化率等のディスク情報を取得し、ファイルに出力します。ファイルは、デスクトップ上に sdfr4res.txt という名称で置かれ、追記で出力されていきます。



■コンソール版デフラグ利用時(Windows XP以上)


 ●プリフェッチ・ログに基づく起動ファイルの再配置のみを行う(B) [-b オプション使用] (Windows XP/Vista)

 通常のデフラグの際に、プリフェッチ・ログに基づく起動ファイルの再配置(defrag d: -b)のみを行うようにします。これは、起動ログを解析し、Windows起動時などのプログラムの起動に最適になるように、ディスク上のファイルの位置を再配置します。これにより、Windowsや他のプログラムの起動が高速になると期待されます。
 通常のデフラグで行われる他の最適化処理は省略しますので、デフラグは比較的短時間で終了します。表示される画面も黒いままです。
 コンソール版ではなくGUI版のデフラグメンタを用いていると、このチェックは無効になります。


 ●ブート最適化を行う(ブートドライブのみ指定してください)(B) [-b オプション使用] (Windows 7/8)

 ブート最適化を行います。
 このオプションを指定するときは、対象ドライブはブートドライブのみを指定するようにしてください。(ドライブ指定は省略してはいけません)


 ●詳細情報の出力を行う(D) [-v オプション使用]

 コンソール版デフラグ使用時に表示される情報、および、断片化率等のデスクトップへのファイル出力の際の情報を、詳細な情報にします。
 ただし、「プリフェッチ・ログに基づく起動ファイルの再配置のみを行う」を利用する場合、Defrag.exe は画面には何も情報が表示しない仕様となっていることから、画面表示にはこの指定は意味を持ちません(ファイル出力にのみ意味を持つことになります)。


 ●完全な最適化を実行する(W) [-w オプション使用] (Windows Vista)

 完全な最適化を実行するよう、デフラグエンジンに要求します。
 この指定が行われない場合、Windows Vistaでは、64MBより小さいサイズのファイル断片についてのみ、結合(断片化の解消)を試みますが、この指定が行われると、64MB以上のサイズのファイル断片についても、結合を試みるようになります。
 これにより、より多くの断片化を解消できるようになりますが、最適化にかかる時間は長くなります。


 ●空き領域の統合のみを行う(ブート最適化と同時指定不可)(W) [-x オプション使用] (Windows 7/8)

 空き領域の統合を行います。
 このオプションは「ブート最適化」と同時に指定できません。「ブート最適化」が指定されている場合は、そちらが優先されます。


■カスタマイズ


 ●次に指定したコマンドラインでデフラグを行う(C) [上の選択肢は使われなくなります]

 すっきり!! デフラグがデフラグを実行する際のコマンドラインをカスタマイズします。
 コマンドライン文字列中でドライブ名を入れたい部分には %s と記入しておいてください。


 ●複数ドライブをデフラグする場合に、1つのコマンドラインで複数のドライブを指定する(S)

 ここにチェックを入れると、複数のドライブに対してデフラグを行う際、上のコマンドライン指定で %s と指定した場所に、複数のドライブの名前を続けて代入するようになります。
 ここをチェックしないと、複数のドライブに対するデフラグは、別々のコマンドラインを用いて指定されるようになります。

 ◆例

 コマンドラインに defrag %s -f と指定し、「複数ドライブをデフラグする場合に〜」にチェックを入れ、デフラグしたいドライブを C: D: E: とした場合……… defrag C: D: E: -f が実行されます。

 コマンドラインに defrag.exe %s -f と指定し、「複数ドライブをデフラグする場合に〜」にチェックを入れずに、デフラグしたいドライブを C: D: E: とした場合……… defrag C: -f と defrag D: -f と defrag E: -f が順番に実行されます。


■半チェック状態について


 いくつかのチェックボックスでは、右クリックメニューより半チェック状態を利用できます。半チェック状態は「次回1回のみ使用」を表します。
 この状態の場合、すぐあとのすっきり実行では設定が有効になりますが、その次のすっきり実行では自動的にチェックが解除されます。


 ノーマルモードの概要


※このページは、ソフトウェアに付属のヘルプファイルをWeb用に再構築したものです。大部分に自動変換を施しているため、一部は正しく変換しきれずに表示の乱れている箇所があるかもしれませんが、ご容赦下さい。また、本ドキュメントはアーカイブドキュメントであり、内容は、右上の作成日付の時点のものとなっております。一部、内容が古くなっている箇所があるかと思いますが、あらかじめご了承下さい。
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