R-Script レジストリの読み書き関数

■iniWriteSection

　文字列型配列変数から、1つのセクションの全データをiniファイルへ書き込みます。

iniWriteSection( file$, section$, msz$[] )

●引数

　file$… iniファイルの名前を指定します。フォルダが指定されていない場合は、Windowsフォルダから読み込まれます。カレントディレクトリにあるiniファイルを利用したいときは、file$の先頭に .\\ をつけるとよいでしょう。
　section$… iniファイル内のセクション( [ と ] で囲まれた文字列)を指定します。
　msz$… セクション内の全データを各要素に持つ文字列型配列変数を指定します。

●戻り値

　書き込みに成功すると1を返し、失敗すると0を返します。

●解説

　msz$[]には、次の形式で、セクション内の全データを格納しておきます。

msz$[0]="key0=string0"
msz$[1]="key1=string1"
msz$[2]="key2=string2"
　：
　：

　=がない場合でも、そのまま書き込みが行われてしまいます。
　なお、各keyは重複することが許されます。他のiniファイルを読み込む関数では、keyの重複が許されないため、keyを重複させたい場合にはこの関数を用いることになります。

　※「配列名[]」の[]というのは、 [ と ] を続けて書いたものです。四角ではありません。

●サンプル

iniWriteSection("org.ini", "sec", msz$[] )

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