R-Script命令

　命令解説の中で、文n (nは整数) とは1行の文、文sn (nは整数) とは0行以上の文のことを表します。
　命令語の大小文字は無視されます。

■ABORT

　ABORT

　スクリプトを異常終了させます。
　このとき、「スクリプトはabortを返す」といいます。
　abortを返したとき、スクリプトの解釈、および「いじくるつくーる」は次のような処理を行います。

　・編集ダイアログを開いたとき
　　編集作業が開始されません。
　　（ダイアログは開かれません）

　・[OK]ボタンが押され、:OKが実行中の時
　　レジストリへの設定保存は行われず、編集作業が続行されます。
　　（ダイアログの終了処理は、その場で中断されます）

　・[キャンセル]ボタンが押され、:CANCELが実行中の時
　　編集作業が続行されます。
　　（ダイアログの終了処理は、その場で中断されます）

　・[適用]ボタンが押され、:APPRYが実行中の時
　　単に処理が中断されます。
　　（EXITと変わりません）

　・[戻す]ボタンが押され、:RETRYが実行中の時
　　ダイアログの状態は元に戻されません。

　・[戻す]ボタンが押され、ダイアログの状態が元に戻され、:AFTERRETRYが実行中の時
　　単に処理が中断されます。
　　（EXITと変わりません）

　・[保存]ボタンが押され、:IDSAVEが実行中の時
　　ダイアログの状態はファイルに保存されません。

　・[読込]ボタンが押され、:IDLOADが実行中の時
　　ダイアログの状態はファイルから読み出されません。

　・[ヘルプ]ボタンが押され、:HELPが実行中の時
　　ヘルプが呼び出されなくなります。

　・CreateButton()関数で作成されたボタンが押され、ラベルが実行中の時
　　編集作業が中断されます。
　　（ダイアログは直ちに閉じられます）

　・アンインストール中に :UNINST ラベルが呼び出されているとき
　　単に処理が中断されます。
　　（EXITと変わりません）

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