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2014.8.30
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R-Scriptトークン(4/5) − 文字列定数



 文字列定数の記述方法について書かれています。
 文字列定数の型は文字列型です。
 文字列の長さは、最大で1024文字までです。


1. "文字列"


 " (ダブルコーテーション)で囲まれている部分は文字列です。
 この中では ' (シングルコーテーション)を扱うことができます。
 また、\はエスケープシーケンス記号として扱われます(3.特殊記号を参照)。

2. '文字列'


 ' (シングルコーテーション)で囲まれている部分は文字列です。
 この中では " (ダブルコーテーション)を扱うことができます。
 また、\はエスケープシーケンス記号として扱われます(3.特殊記号を参照)。

3. 特殊記号


 1."文字列"2.'文字列'の中で、\はエスケープシーケンス記号として扱われます。

 \n はコントロールコードの改行です。
 \\ は \ そのものを表します。
 \" は " そのものを表します。
 \' は ' そのものを表します。
 \t はコントロールコードの水平タブです。
 \v はコントロールコードの垂直タブです。
 \a はコントロールコードのビープです。
 \b はコントロールコードのバックスペースです。
 \r はコントロールコードの復帰です。
 \f はコントロールコードのフォームフィードです。
 (上記項目のうち灰色の項目は、意味はあっても役に立つ場面の少ないと思われるものです)

4. @"文字列"


 " (ダブルコーテーション)で囲まれている部分は文字列です。
 この中では ' (シングルコーテーション)を扱うことができます。
 \はエスケープシーケンス記号として扱われず、通常の文字として扱われます。

5. @'文字列'


 ' (シングルコーテーション)で囲まれている部分は文字列です。
 この中では " (ダブルコーテーション)を扱うことができます。
 \はエスケープシーケンス記号として扱われず、通常の文字として扱われます。


ヒント:
 ダブルコーテーションとシングルコーテーションの双方を含む文字列を生成したい場合は、ダブルコーテーションを含む文字列の部分と、シングルコーテーションを含む文字列の部分を分割し、それぞれを + 演算子で結合します。
 比較的新しいバージョンのR-Scriptでは、文字列終端としての意味をエスケープするという意味で、\" や \' といった表記を使うこともできます。


R-Scriptの文法


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