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連載(R-Script10周年 第1回) [ 1/ 5]

第1回 R-Scriptの誕生と目的

公開日:2011/12/11

「R-Scriptがなぜ誕生したか?」については、実は「あとがき2:R-Scriptを作り終えて」という記事を以前書いており、そこに一通りのことは書いてあったりします。要は、

  1. 大学卒業にあたり、卒論で何かをやらないといけない。
    (大学では数学科で、応用数学的なことをコンピュータにやらせるようなことをしていたため、コンピュータを使った何かの解決策を考えたかった)
  2. 当時「いじくるツール(Rnsf ver.6)」の開発はC++でガリガリ書いており、機能追加の効率が悪かった。

という2つの悩み事があったので、「『卒論のテーマ』を『Rnsfの機能追加の効率向上』にしてしまえば、2つの問題を一気に解決できる」ことに気づき、実践してみたというわけです。もちろんこれは、僕のアイディアではなくて、研究室の先生のアイディアだったわけですけどね。

特に機能追加の効率の悪さについては深刻でして、1つの機能を追加しようとしたときに、

を行う必要がありました。ただ、これらの処理は、「レジストリから読み込み、いじって、書き込む」という一連の流れとして、どのレジストリエントリに対しても共通で行うものであり、明らかに「効率向上できるはず」な部分でした。

また、当時は大学4年生でしたから、「来年度から社会人になったら、こんなことをノンビリとやっていられなくなるのでは?」という思いもあって。1年以内にこの悩みを解決したいと考えていました。

問題解決にあたり、どんなことを問題と捉え、どう解決したのか?については、「あとがき2:R-Scriptを作り終えて」の方をご覧いただきたいと思いますが、あれから10年経ち、「もし今、同じことを解決するとしたら、どんな手段を考えるだろうか?」ということについて、考えてみたいと思います。

考えられる選択肢としては、2つあります。

どちらも、卒業研究としては物足りないですが、手軽に実現できるソリューションとしては現実的と言えそうな感じです。

「プログラムの自動生成」については、経験上、細かい保守が面倒になりますが、ユーザーコーディングできる場所が減るような工夫をしたり、応用的に自動生成できるモノ(ソース・ヘルプだけでなくWeb公開用文章なども作らせる)を増やせれば、なかなか面白いことになりそう。



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