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2014.8.30
INASOFT


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R-Script プログラマーズガイド(5/7)



 ここには R-Scriptを使ってレジストリ編集ツールを作りはじめる際の手助けになる文章が書かれています。
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※このページのサンプルプログラム中で、表示の都合上で1行に入りきらずに改行している場合がありますが、実際にスクリプトを作るときには改行を入れないようにして下さい。R-Scriptは、基本的に行を単位にして実行を行っています。




5. 配列変数とコンボボックス


5.1 配列変数の宣言と利用


 R-Scriptでは、1次元の配列を宣言し、利用することができます。
 宣言は、次のようにします。

 ・数値型の配列変数xを準備する。要素数は10。
array x[10]

 ・文字列型の配列変数y$を準備する。要素数は25。
array y$[25]

 ここで注意しなければならないことは、実際にアクセスできる要素番号は、0〜要素数-1 であるということです。例えば、10個の配列を準備したのならば、アクセスできる要素番号は 0〜9 です。

 配列が宣言されると、中身は0または空文字列で初期化されます。
 配列変数に代入を行うときや、配列変数から値を得る場合も、通常の変数と同様に扱えます。
x[0] = 10
x[1] = 12
x[2] = 14
x[3] = 16
 :
 :
x[8] = 26
x[9] = 28

y$[0] = "abc"
y$[1] = "cde"
 :

str$ = y$[3]
a = x[2]
 :

n = 9
if ( y$[6] == y$[n] ) ine
 :


5.2 コンボボックス


 配列変数を用いる好例として、「コンボボックス」を使ったレジストリ編集を試してみます。
 コンボボックスとは、編集ボックスと同じような形をしていますが、右側の▼ボタンが付いており、そこを押すと一覧の中から1つの項目を選べるようなコントロールです。

 R-Scriptでは、それらの各項目を、レジストリのデータと関連づけることができます。

 例えば、"あいうえお", "かきくけこ", "さしすせそ", "たちつてと", "なにぬねの" という5つの項目があり、それらに対してレジストリエントリのデータが 0, 1, 2, 3, 4 と対応していたとします。
 すると、次のようなスクリプトになります。

ITEM = 練習用スクリプト
INFORMATION = 練習用に作られたスクリプトです
HELP = TEST.TXT

%%

array mean$[5]
mean$[0] = "あいうえお"
mean$[1] = "かきくけこ"
mean$[2] = "さしすせそ"
mean$[3] = "たちつてと"
mean$[4] = "なにぬねの"

array value[5]
value[0] = 0
value[1] = 1
value[2] = 2
value[3] = 3
value[4] = 4

ComboBox_dw( "combobox1", "HKEY_CURRENT_USER\\Software\\Company\\Software\\Version", "combo", mean$[], value[], 0 )



 ※「配列名[]」の[]というのは、 [ と ] を続けて書いたものです。四角ではありません。


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