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2014.8.30
INASOFT
2014.8.30
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Ls.exe内部コマンド
すっきり!! デフラグはver.4から、「インターフェイス部」(Sdefrag.exe)と「実行部」(Ls.exe)に分かれました。
インターフェイス部は、ユーザーの意志を受け取り、それを特殊なコマンドの形にしてLs.exeに伝え、Ls.exeが実際の実行を行います。
さて、Ls.exeへ転送するコマンドの生成は、普通はインターフェイス部が自動的に行いますが、「その他のアプリケーションを実行」する場合、コマンドの一部をユーザーが記述できるような仕組みになっています。
つまり、「その他のアプリケーションの実行」をするときに、Ls.exeの内部コマンドを用いることができます。
以下に、コマンドの一覧を書きます。
- (コマンドライン) … 普通にコマンドラインを書くと、それを実行します。Ls.exeは実行終了まで待機し、次のコマンド実行は、このコマンドラインの実行が終了するまで開始されません。つまり、同期的な実行です。
- !(コマンドライン) … !を行頭に書いてコマンドラインを書くと、Ls.exeはコマンドラインを実行後、直ちに次のコマンドを実行します。つまり、非同期的な実行です。
- @(コマンドライン) … @を行頭に書いてコマンドラインを書くと、Ls.exeはコマンドラインの実行をログに残しません。なお、!と@を同時に指定したい場合は、!@の順で書きます。
- #(文字列) … 行頭に#を書くと、何もしません。コメントとして扱われます。
- $DelDir (フォルダ名) … 指定されたフォルダの下のファイルをすべて削除します。フォルダそのものは削除しませんので、フォルダも削除したいときは、rmdirコマンドと併用してください。ファイルに書き込み禁止属性が付いている場合は削除できません。
- $Del (ファイル名) … ファイルを削除します。ワイルドカードは指定できません。書き込み禁止属性が付いている場合は、解除を試みてから削除します。
- $DelFiles (ファイル名) … ファイル群を削除します。ここではワイルドカードを指定できます。delまたはeraseコマンドと同じです。ファイルに書き込み禁止属性が付いている場合は削除できません。
- $Wait (ミリ秒) … (ミリ秒)だけ処理を停止します。1秒=1000ミリ秒です。直前に!を付けてコマンドラインを実行していた場合で、処理の終了時間が分かっているならば、すっきり実行に対応できないコマンドラインを強制対応させることができるかもしれません。
- $Pause (文字列) … (文字列)を表示して、ユーザーが[OK]ボタンを押すまで待ちます。
- $Open (文字列) … (文字列)を表示しますが、処理は続行します。ただし、文字数は80文字までです(しかし、ウィンドウ幅は小さいため、80文字を表示しきることはできないでしょう)。
- $Close … $Openで開いたウィンドウを消します。
- $Skrx … コマンドラインをユーザーに問い合わせます。
- $AutoDefrag2000 (ドライブ) … MMCのデフラグを自動実行します。(ドライブ)は、A: のように、後ろにコロンをつけます。指定できるドライブの数は1つまでです。デフラグには、メニューバーが出ていないと動作しません。また、Diskeeperには対応していません。
- $Sifssc_on … スキャンディスク監視機能をオンにします。10回のやりなおしメッセージが出たら自動で閉じるように努力します。なお、すっきり!! デフラグでは、Windows 98/Meでスキャンディスクが開始されるときに、自動的にこのコマンドを挿入しています。
- $Sifssc_off … スキャンディスク監視機能をオフにします。
- $Sifvso_on … 画面保護機能を開始します。
- $Sifvso_off … 画面保護機能を終了します。
- $Ife (値) (コマンド) … 直前の外部コマンドで返されたエラーレベル(errorlevel)と(値)を比較し、等しかったら(コマンド)を実行します。
- $RService (サービス名) … 次回起動時、指定されたサービスを「自動」で起動するようにします。
- $Log (文字列) … (文字列)をログに残します。
- $Start … 時間計測を開始します。$LogEndで計測を終了します。
- $LogEnd (文字列) … (文字列)をログに残します。その際、$Start開始からの経過時間を(文字列)に付加します。
- $RECDFRGTIME (ドライブ) … $Startからの経過時間を、(ドライブ)のデフラグにかかった経過時間として記録します。
- $RECDFRPTIME (ドライブ) … $Startからの経過時間を、(ドライブ)の起動最適化にかかった経過時間として記録します。
- $CountDown (秒数),(理由) … (秒数)秒のカウントダウンを行うダイアログを表示します。(理由)に指定された文字を、ダイアログ上の説明文に反映します。これは、すっきり!! デフラグ終了時に、電源OFFや再起動の待機を行うためのダイアログです。
$SetCWCTextコマンドは削除されました。コマンドプロンプト(Cmd.exe)のタイトルバーの文字列を変化させるには、Title外部コマンドと、& による結合で実現できます。
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