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2020.9.4
INASOFT


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IconCache.dbについて

(このページの内容は https://www.inasoft.org/skr/iconcache.html のコピーです)

〜情報提供と人体実験参加の結果〜
ここでは、Windows XPのIconCache.dbに関して寄せられた情報がまとめられています。


●IconCache.dbとは


IconCache.dbとは、これまでのWindowsにおけるShellIconCacheのような役割をします。

わかる方にはこれで十分な説明だと思いますが、わからないという場合のためにもうちょっと説明をしますと、Windowsのシェルは、デスクトップやエクスプローラにアイコンを表示する際、いちいち、アイコンを格納したそれぞれのファイルに読み出しをしに行くわけなのですが、よく使うファイルに対しては、いちいち読み出しに行っていたのでは時間がかかりすぎます。

そこで、読み出しがすばやくできるよう、よく使う(上位●位までの)アイコンは、「アイコンキャッシュ」として、1つのファイルにまとめられています。このファイルが、ShellIconCacheであり、IconCache.dbです。

したがって、IconCache.dbは、システムのパフォーマンスをあげるために存在しているのだということが言えます。


●IconCache.dbはどこにありますか?


ShellIconCacheは、Windowsフォルダ内に隠しファイルとして存在していましたが、Windows XPでは、各ユーザー毎に個別に存在しています。

位置は、多くの場合は

%USERPROFILE%\Local Settings\Application Data


です。「多くの場合は」というのはどういうことかというと、そうでない場合が1件だけ報告されています。それは


%USERPROFILE%\Application Data


にあるという情報です。その方はWindows XP Professionalを使っているようでしたが、他のProfessionalを使っている方はLocal Settings\Application Dataにありましたので、Home Edition/Professionalの別に寄らないことが、すでにわかっています。どうして、違う場所にある場合があるのかは、今のところわかっていません。


●削除する必要は何故あるのか?


非常に希なケースですが、IconCache.dbは壊れることがあります。これは、Windowsのバグが原因なのだと思いますが、このファイルが壊れると、画面に表示されるアイコンが壊れたり、乱れたりします。

これを修復する方法は………IconCache.dbを削除することです。

ただ、先にも述べたとおり、IconCache.dbは、システムのパフォーマンスを上げるために必要なファイルでもありますので、壊れていない場合は削除してはいけません


●消えたIconCacheはどうなるか?


IconCache.dbを削除すると、システムの中で、IconCacheを再生成しようという動きが始まります。そして、数回の再起動の後復活するようです。

このIconCache.dbは、ほとんどの場合は正常であり、壊れていませんが、これもまた壊れているという場合は、Windowsのバグを誘発させるような「メモリ不足」「ハードディスクの破損」などの根本的な要因が他にあると思われますので、そちらの解消を試みましょう。

と、通常であればここで終わるのですが、「IconCache.dbの復活」について、どういうタイミングで復活するのかで、個人差があります。



というわけで、どの段階で復活するのかについては、各環境によってまちまちのようです。

※このページは、ソフトウェアに付属のヘルプファイルをWeb用に再構築したものです。大部分に自動変換を施しているため、一部は正しく変換しきれずに表示の乱れている箇所があるかもしれませんが、ご容赦下さい。また、本ドキュメントはアーカイブドキュメントであり、内容は、右上の作成日付の時点のものとなっております。一部、内容が古くなっている箇所があるかと思いますが、あらかじめご了承下さい。
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