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2021.4.15
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動作原理で登場した(マウスふるふるが利用している、ヘルプ中で登場する)主なWindows API解説

SetTimer

指定時間でタイムアウトするタイマを生成する。

UINT_PTR SetTimer(HWND hWnd, UINT_PTR nIDEvent, UINT uElapse, TIMERPROC lpTimerFunc);


パラメータ

戻り値

hWndにNULLを指定して関数が成功すると、新しいタイマの識別子を表す整数が返される。タイマを破棄するためにKillTimer() APIを呼び出すときに、この値を渡す。
hWndにNULL以外を指定して関数が成功すると、0以外の値が返される。タイマを破棄するためにKillTimer() APIを呼び出すときは、nIDEventに指定した値を渡す。
関数がタイマの作成に失敗すると、0 が返る。拡張エラー情報を取得するには、GetLastError 関数を使用する。

解説

アプリケーションは、ウィンドウプロシージャにWM_TIMERメッセージを処理するcase文を含めるか、タイマ作成時にTimerProcコールバック関数を指定する。

TimerProcコールバック関数を指定した場合も、デフォルトのウィンドウプロシージャがWM_TIMERを処理する動きによりコールバック関数を呼び出す仕組みになっている。従って、WM_TIMERでなくTimerProcを使用する場合であっても、呼び出しスレッドではメッセージのディスパッチ処理を記述すること。

WM_TIMER メッセージの wParam パラメータには、この関数の nIDEvent パラメータで指定した値が格納される。

タイマの識別子である nIDEvent は、関連付けられているウィンドウに特有のものとなる。ウィンドウが異なれば、各ウィンドウに関連付けられているタイマに同じ識別子を割り当てても構わない。それらのタイマは個別のものを意味することになる。

SetTimerは、hWndがNULLの場合にタイマーIDを再利用できる。


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