2017.4.6
INASOFT
/トップ/ListView to CSV/ダウンロード/WebHelp/ヘルプトップ
リストビューの出力設定
●リストビューの出力設定 (メインダイアログ内)
一覧からリストビューの項目を選択すると、ダイアログ下部に、リストビュー独自の設定が現れます。
- 指定の行だけを出力する(L)
リストビューの出力時に、指定されたリストビューの行のみを出力対象とします。
つまり、横に並んだデータの並びを出力します。
指定された行が存在しなかった場合は、何も出力されません。
0が一番上の行となります。詳しい指定方法は、このページの下の方を参照。
- 指定の列だけを出力する(C)
リストビューの出力時に、指定されたリストビューの列のみを出力対象とします。
つまり、縦に並んだデータの並びを出力します。
指定された列が存在しなかった場合は、何も出力されません。
0が一番左の列となります。詳しい指定方法は、この下記参照。
行数・列数の指定方法
入力欄には、複数の行または列を指定することが可能です。
指定の方法は、下記の通りです。
- カンマで区切って指定する ( 例:0, 2, 5 )
例えば、エクスプローラが詳細表示になっているとき、「名前」「サイズ」「属性」がそれぞれ0カラム目(一番左)、2カラム目、5カラム目にあるとしたら、上記の例のように指定できます。
(ただし、実際には、エクスプローラは表示されているとおりがカラム順になっているとは限りません。何回か、試し出力をしてみる必要があります)
数値は昇順に指定しなければならないわけではなく、「3, 5, 1」のように、順序をバラバラに指定することもできます。この場合、指定されたとおりの順番で出力が行われます。
- ハイフンで連続指定する ( 例:2-4 )
上記の例では、2カラム目、3カラム目、4カラム目を連続して抽出します。
カンマ区切りの指定で「2, 3, 4」と指定したときと同じです。
応用として、「3-」(3カラム目以降のすべてのカラム)、「5-2」(= 5,4,3,2) といった指定方法もできます。
カンマ区切りと、ハイフン指定を混在させることもできます。 ( 例:1-4,3,0,3-2,9,5- )
列数指定時の特殊指定
列数を指定する時に下記の文字があると、それぞれ次のような意味になります。
- # … 行番号を表示します。
- l … リストビューのアイテムに関連付けられたlParamを16進数で表記した値を表示します。32bitプログラム対象では8桁、64bitプログラム対象では16桁で表示されます。
- s … リストビューのアイテムの状態(state)を16進数で表記した値を表示します。
- i … リストビューのアイテムのアイコン番号を表示します。
テスト機能「リストビュー複数選択補助(β版)」について
複数選択可能なリストビューを選択して右クリックメニューを開くと、「リストビュー複数選択補助(β版)」という項目が現れます。
この機能を使うと、複数選択可能なリストビューについて、複数選択(Ctrlを押しながらクリックするようなイメージ)の補助を行うことができます。
入力されたカラム番号(0以上の整数で指定)の文字列を順次取得し、入力された正規表現にマッチした項目あるいは、改行区切りで指定された文字列に該当する項目を選択状態(あるいは非選択状態)とします。マッチしなかった項目が非選択状態(あるいは選択状態)となるわけではありません。
本機能はテスト機能です。対象となるプログラムが外部から操作されることを想定していない場合、動作が異常となることがありますので、ご注意ください。
(例:あるアプリケーションでは、ステータスバーに表示されている「選択数」と、実際にリストビュー上で選択状態となっている数が不一致となる例がありました)
■正規表現について
一般的な正規表現の構文は一通り利用できます。代表的な構文を下記に示します。
文字 | |
記号 | 意味 |
. (ピリオド1つ) | 任意の一文字 |
[xyz] | x,y,zのいずれか一文字 |
[^xyz] | x,y,z以外の一文字 |
[a-z] | aからzの範囲のいずれか一文字 |
[^a-z] | aからzの範囲以外の一文字 |
\w | 単語構成文字 |
\s | スペース |
\d | 数字 |
\l | 英小文字 |
\u | 英大文字 |
繰り返し | |
記号 | 意味 |
x* | xの0個以上の繰り返し |
x+ | xの1個以上の繰り返し |
x? | xの0個または1個の出現 |
x{M,N} | xのM個以上N個以下の繰り返し |
x{M,} | xのM個以上の繰り返し |
x{M} | xがM個 |
x|y | xまたはy |
※繰り返しは、通常は最も長いマッチが選択されますが、繰り返し記号の後ろに ? を付けると、最も短いマッチが選択されます。(例: x*?) | |
部分式 | |
記号 | 意味 |
(xyz) | 部分式のグループ化 |
(?:xyz) | 後方参照等が可能でないグループ化 |
\1〜\9 | 後方参照 |
位置指定 | |
記号 | 意味 |
^ | 行頭 |
$ | 行末 |
\< | 単語頭 |
\> | 単語末 |
\b | 単語頭または単語末 |
\B | 単語中 |
\A | バッファ頭 |
\z | バッファ末 |
\Z | バッファ末またはバッファ末の改行 |
エスケープシーケンス | |
記号 | 意味 |
\| \* \? \+ \( \) \{ \} \[ \] \^ \$ \\ \- | \の後ろの文字の特殊な意味を無視し、通常文字として扱う |
※この正規表現リファレンスは、「いじくるつくーる」のヘルプから抜粋したものとなります。 |
起動方法と使用方法
目次へ
※このページは、ソフトウェアに付属のヘルプファイルをWeb用に再構築したものです。大部分に自動変換を施しているため、一部は正しく変換しきれずに表示の乱れている箇所があるかもしれませんが、ご容赦下さい。また、本ドキュメントはアーカイブドキュメントであり、内容は、右上の作成日付の時点のものとなっております。一部、内容が古くなっている箇所があるかと思いますが、あらかじめご了承下さい。
※このページへは、自由にリンクしていただいてかまいません。
■このページに関するご意見をお待ちしております → フィードバックページ