2014.8.30
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設定ファイル(F1BREAK.INI)
本プログラムの終了時、プログラムが保持している設定は、設定ファイル(F1BREAK.INI)に書き出されます。
設定ファイルのフォーマットは、WindowsのINIファイルの記述方と同じです。
●[Main] セクション
- ShowIcon (デフォルト:ShowIcon=1)
タスクトレイにアイコンを表示する場合は 1、しない場合は 0 を指定します。
なお、ここで 0 を指定すると、タスクトレイのアイコンから、本プログラムの常駐を解除することができなくなります。この場合、F1BREAK.EXE をもう1つ起動することで、終了させることができるようになります。 - HookKeys (デフォルト:HookKeys=VK_F1)
ブロックするキーを指定します。
デフォルトでは VK_F1 (F1キーを表す)のみが指定されています。
記述方は、Windows プログラミングの際に用いられる仮想キーを指定します(VK_INSERT, VK_SHIFTなど)。A〜Z、0〜9(テンキーでないキー)に関しては、文字をそのまま入力します(A, Z, 3 等)。文字も割り当てられていないキーにつては、C言語形式の16進数で指定します(0x40等、ただし、あまり効果のある例を見たことがありません)。
複数のキーを指定する場合は、カンマで区切ります。
(記述例:HookKeys=VK_F1,VK_F2,VK_INSERT,G,8,VK_NUMPAD9
意味:F1キー、F2キー、Insertキー、Gキー、8キー、テンキーの9キーを、それぞれブロックします)
なお、¥キーにはそれらしき名前の仮想キーが割り当てられておらず、あてずっぽうで色々探してみたところ、VK_OEM_5 でブロックできました。ここでは多くの仮想キーを指定できますが、お持ちのキーボードには存在しないキーについては、指定しても無効となります(例えば、スリープモードへ入るためのVK_SLEEPは、存在するキーボードと存在しないキーボードがあります。存在しない場合、この指定は単に無視されます)。また、いくつかの仮想キーは、ブロックするように設定しても、効果のないものがあります(例えば、Windowsの特定のバージョンでないと効果のないキーがあります)。
VK_LSHIFTやVK_RSHIFTなどは、指定しても無視されます(VK_SHIFTを利用してください)。
VK_LWINやVK_RWIN、Alt+TAB、Ctrl+Alt+Delのように、OSやタスクバー等の標準のアプリケーションが、本ソフトウェアよりも高い優先順位でフックを行っている場合があり、その場合も実質的には効果がないことになります。 - HookKeysNone (デフォルト:HookKeyNone=(なし))
Shift,Ctrl,Altキーがいずれも離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
HookKeysとの違いは、HookKeysでは、Shift,Ctrl,Altキーの押下状態に関わらずブロックするのに対し、Shift,Ctrl,Altキーのすべてが離されている時にのみブロックを行うことです。 - HookKeysShift (デフォルト:HookKeyShift=(なし))
Shiftキーが押され、Ctrl,Altキーが離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
- HookKeysCtrl (デフォルト:HookKeyCtrl=(なし))
Ctrlキーが押され、Shift,Altキーが離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
- HookKeysAlt (デフォルト:HookKeyAlt=(なし))
Altキーが押され、Ctrl,Altキーが離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
- HookKeysShiftCtrl (デフォルト:HookKeyShiftCtrl=(なし))
Shift,Ctrlキーが押され、Altキーが離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
- HookKeysShiftAlt (デフォルト:HookKeyShiftAlt=(なし))
Shift,Altキーが押され、Ctrlキーが離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
- HookKeysCtrlAlt (デフォルト:HookKeyCtrlAlt=(なし))
Ctrl,Altキーが押され、Shiftキーが離されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
- HookKeysShiftCtrlAlt (デフォルト:HookKeyShiftCtrlAlt=(なし))
Shift,Ctrl,Altキーがいずれも押されている時にブロックを行うキーを指定します。キーの指定方法は、HookKeysと同じです。
●[Notify] セクション
- Sound (デフォルト:Sound=1)
キーのブロックが行われたときに、音を鳴らす場合は 1、鳴らさない場合は 0 を指定します。
- IconChange (デフォルト:IconChange=1)
キーのブロックが行われたときに、タスクトレイのアイコンを一瞬だけ変化させる場合は 1、変化させない場合は 0 を指定します。
- SoundFile (デフォルト:SoundFile=(指定なし))
Sound=1のときに鳴らす音のファイルを指定します。
指定しない場合は、デフォルトの通知音が再生されます。
●[Option] セクション
- Exclude (デフォルト:Exclude=(なし))
キーのブロックの対象としないプログラムのファイル名を指定します。
フォルダ名は省略し、実行ファイルの名称のみを指定します。
複数のファイル名を指定したいときは、;(セミコロン)で区切ります。
(例:Exclute=NOTEPAD.EXE;TERAPAD.EXE;MSPAINT.EXE)
なお、指定できる文字列の長さは、5192文字までです。
■注意!
設定内容が設定ファイルからプログラムへ読み出されるのは、プログラム開始時点です。
設定内容が設定ファイルへ保存されるのは、このプログラムが終了されるときです。
従って、本プログラムが動作中に、設定ファイルの内容を変更しても反映されませんし、終了時に上書きされてしまいます。そのため、設定ファイルを編集するのは、本プログラムが動作していないときにしてください。
設定(GUI)
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