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2021.4.16
INASOFT
2021.4.16
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コマンドライン版(lclc.exe)について
lclc.exe を使うと、コマンドラインにて利用できます。コマンドライン書式は下記の通りです。
指定方法
コマンドライン書式 | |
lclc [options] <target...> | |
optionsに指定できるオプション | |
/K | ファイルのバックアップを行う |
/Y | サブフォルダも検索する |
/F:文字コード | BOMがないファイルの文字コードを指定。文字コードには sjis, utf16, utf16be, utf8, utf7, euc, jis, ebcdic, 任意のコードページ(数値で指定) のいずれかを指定 |
/M:n | nバイト毎に改行コードを挟む |
/L:n | n文字毎に改行コードを挟む |
/C:改行コード | 改行コードの統一を行う。CR, LF, CRLF のいずれかを指定 |
/Z | 全角スペースを半角スペース2つに変換 |
/W | 行末のホワイトスペースを除去 |
/T:n | タブをnカラムのスペースに変換 |
/D | 無効なコントロールコード(0x01〜0x1Fのうち改行・TAB・EOF以外)を取り除く |
/A | 無効なコントロールコード(同上)を半角スペースに変換(/Dと同時指定不可) |
/O:文字コード | 書込時のファイルの文字コードを指定。指定できる文字コードの種類は /F と同じ |
/Q | タイムスタンプを維持する |
/RB:bbbb /RA:aaaa | 正規表現を用いた文字列変換(bbbb…変換前文字列、aaaa…変換後文字列) |
/E | /RB,/RAの文字列変換で正規表現(boost::regex)を用いる |
/P | /RB,/RAを使う場合に、英大小文字の違いを無視する |
/G | /E を使う場合に、全体で一行と見なす |
/N | /E を使う場合に、'.'(ドット)を改行にマッチさせない |
target...の指定について | |
置換対象のテキストファイルの名前を指定できます。ワイルドカードが指定でき、また、複数の指定をすることもできます。 |
注意事項
- 上記のコマンドライン書式は、一般的なコマンドラインの書き方に沿って書かれています。例えば、 [ と ] で囲まれた箇所は場合によっては省略可能なパラメータであり、 < と > は、ほとんどの場合は必須のパラメータであることを示します。[, ], <, > を記述することを示しているわけではありません。また、コマンドラインとして特殊な意味を持つ半角スペースや、< や > といった文字を使いたい場合、そのパラメータをダブルコーテーション(")で囲う必要があります。コマンドラインによる指定は、コマンドプロンプトの扱いを、ある程度熟知している必要がありますのでご注意下さい。
- lclc.exe は、引き渡し情報をlclui.iniに書き込み後、内部的に lclui.exe を呼び出して、機能を実現します。そのため lclc.exe 単体では動作しません。必ず、 lclui.exe が必要となりますのでご注意ください。
- 文字列を指定する際、末尾の半角スペースは削除されます。
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