Written in Japanese(UTF-8)
2017.1.3
INASOFT
2017.1.3
INASOFT
/トップ/改行コード変換Lite ダウンロード/WebHelp/ヘルプトップ
各個別機能のコマンドライン
各機能は単体のコマンドライン版の単体のexeファイルで作られており、コマンドラインで指示を与えることで個別に呼び出すことも可能です。
- inscrlf.exe … 改行コード挿入機能。
- lclite.exe … 改行コード統一(変更)の機能。
- delctrlc.exe … 無効なコントロールコードの除去機能。
- settmst.exe … タイムスタンプを指定のファイルと合わせる機能。
inscrlf.exe … 改行コード挿入機能
指定したバイト数ごとに改行コードを挿入します。
●書式
inscrlf <入力ファイル名> <改行挿入後ファイル名> <バイト数> <改行コード指定>
●各オプションの説明
- <バイト数> … ここで指定したバイト数ごとに改行を挿入します。1〜10240で指定します。
- <改行コード指定> … 挿入したい改行コードを、CR, LF, CRLF のいずれかで指定します。
指定例: inscrlf file1.txt file2.txt 80 CRLFfile1.txtに80バイト毎に改行コードとしてCR+LFを挿入し、file2.txtへ出力します。
指定例(複数ファイル)[コマンド プロンプト]: for %s in (*.txt) do inscrlf %s out\%~nxs 80 CRLF 指定例(複数ファイル)[PowerShell]: Get-Item *.txt | % { .\inscrlf $_ ("out\"+$_.Name) 80 CRLF }カレントディレクトリにある拡張子txtのファイルに、80バイト毎に改行コードとしてCR+LFを挿入し、outディレクトリへ出力します。
lclite.exe … 改行コード統一(変更)の機能
指定した改行コードに統一します。
●書式
lclite <入力ファイル名> <改行統一後ファイル名> <改行コード指定>
●各オプションの説明
- <改行コード指定> … 統一したい改行コードを、CR, LF, CRLF のいずれかで指定します。
指定例: lclite file1.txt file2.txt LFfile1.txt 内の改行コード(CR, CRLF)を全てLFへ統一し、file2.txtへ出力します。
指定例(複数ファイル)[コマンド プロンプト]: for %s in (*.txt) do lclite %s out\%~nxs LF 指定例(複数ファイル)[PowerShell]: Get-Item *.txt | % { .\lclite $_ ("out\"+$_.Name) LF }カレントディレクトリにある拡張子txtのファイル内の改行コード(CR, CRLF)を全てLFへ統一し、outディレクトリへ出力します。
delctrlc.exe … 無効なコントロールコードの除去機能
無効なコントロールコードを見つけ、指定の文字に置換または削除します。
●書式
delctrlc <ALL|NUL> <SPACE|DOT|DEL> <入力ファイル名> <出力ファイル名>
●各オプションの説明
- ALL … CR, LF, TAB, EOF 以外のコントロールコードを無効なコントロールコードと見なします。
- NUL … NUL文字のみを無効なコントロールコードと見なします。
- SPACE … 無効なコントロールコードを半角スペースへ置換します。
- DOT … 無効なコントロールコードをドット(.)へ置換します。
- DEL … 無効なコントロールコードを削除します。
指定例: delctrlc ALL SPACE file1.txt file2.txtfile1.txt 内のCR, LF, TAB, EOF以外のコントロールコードをスペースへ置換し、file2.txtへ出力します。
指定例(複数ファイル)[コマンド プロンプト]: for %s in (*.txt) do delctrlc ALL SPACE %s out\%~nxs 指定例(複数ファイル)[PowerShell]: Get-Item *.txt | % { .\delctrlc ALL SPACE $_ ("out\"+$_.Name) }カレントディレクトリにある拡張子txtのファイル内のCR, LF, TAB, EOF以外のコントロールコードをスペースへ置換し、outディレクトリへ出力します。
settmst.exe … タイムスタンプを指定のファイルと合わせる機能
対象ファイルのタイムスタンプ(更新日時)・作成日時を、<参考ファイル名>と同じ内容に変更します。または、指定した日時に変更します。
●書式
書式1: settmst <参考ファイル名> [対象ファイル名...] 書式2: settmst <作成日付> <作成時刻> <更新日付> <更新時刻> [対象ファイル名...]
※ [ ] … 省略可を意味します
●各オプションの説明
[対象ファイル名...]は複数指定・ワイルドカード指定が可能です。
<参考ファイル名>だけを指定した場合は、作成日時・更新日時を表示します。
<作成日付><更新日付>は yyyy/MM/dd 形式、<作成時刻><更新時刻>は HH:mm:ss.ttt 形式で指定します。
指定例1: settmst file1.txtfile1.txtの作成日時・更新日時を表示します。
指定例2: settmst file1.txt file2.txtfile2.txtの作成日時・更新日時を、file1.txtの作成日時・更新日時と同じに設定します。
指定例3: settmst file1.txt file2.txt file3.txtfile2.txt, file3.txtの作成日時・更新日時を、file1.txtの作成日時・更新日時と同じに設定します。
指定例4: settmst file1.txt *.doc拡張子docのファイルの作成日時・更新日時を、file1.txtの作成日時・更新日時と同じに設定します。
指定例5: settmst 2016/09/30 01:23:45.678 2016/10/01 18:00:00.000 file2.txtfile2.txtの作成日時を 2016/09/30 01:23:45.678 に変更し、更新日時を 2016/10/01 18:00:00.000 に変更します。
年月日時分秒・ミリ秒の各値は、それぞれ既定の桁数で記載しなければなりません。例えば、「9月」にしたいとき、月の指定は 09 としてください。十の位を省略することはできません。
※ファイルのタイムスタンプの精度は、出力先ディスクのファイルシステムに依存します。入力ファイルと出力ファイルのファイルシステムが同一でない場合、タイムスタンプの精度が異なる場合があります。
目次へ
※このページは、ソフトウェアに付属のヘルプファイルをWeb用に再構築したものです。大部分に自動変換を施しているため、一部は正しく変換しきれずに表示の乱れている箇所があるかもしれませんが、ご容赦下さい。また、本ドキュメントはアーカイブドキュメントであり、内容は、右上の作成日付の時点のものとなっております。一部、内容が古くなっている箇所があるかと思いますが、あらかじめご了承下さい。
※このページへは、自由にリンクしていただいてかまいません。
■このページに関するご意見をお待ちしております → フィードバックページ