2024.12.15
INASOFT
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ご利用上の注意
一般的な注意事項
- 2GBを超えるファイルの取扱いに対応しています。
- 本ツールは、UTF-16/32のテキストファイルには非対応です。
- 改行コードの変換機能は、EOF(0x1a) を見つけるとファイルの終端と見なし、処理を終了します。
- 処理中にCtrlキーを押しながらCキーを押すと、処理を中止します。この際、出力中のファイルはそのまま残されます。
- ファイルのタイムスタンプの精度は、出力先ディスクのファイルシステムに依存します。入力ファイルと出力ファイルのファイルシステムが同一でない場合、タイムスタンプの精度が異なる場合があります。
改行コードについて
文字コードに割り当てられているコードのうち、最初の31個は特殊な意味を持つコントロールコードです。
例えば、タブ(TAB)を意味したり、バックスペース(BS)を意味したり、警告音(BEEP)を鳴らしたり、改行・改ページをしたりします。
ここではそのうち、改行について説明します。
改行コードとして使用されるコードは、0x0d (CR; キャリッジリターン) と 0x0a (LF; ラインフィード) の2種類があり、本来は次のような意味を持ちます。
- CR; キャリッジリターン … 印刷位置を行頭へ戻す (カーソルを現在の行の一番左へ移動)
- LF; ラインフィード … 印刷位置を次の行へ移す (カーソルを現在の桁の一つ下へ移動)
おそらく、タイプライターの動きに準じたものということでしょう。
そのため、一般的な改行(次の行の先頭へ)というのは、上記のCRとLFの組み合わせであるということになります。
※プリンタのヘッドの動きと理解するのでもよいと思いますし、画面出力位置を示す点滅カーソルと理解するのでも良いと思います。
しかしながらパソコンの世界では歴史的に、各OSで次のようなコードを「改行」として扱ってきました。
- MS-DOS/Windows … CR+LF (CRのコードのあとにLFのコードを続けたもの)
- UNIX/Linux … LF
- 旧式のMac OS(ver.9まで) … CR
各OS間でテキストファイルの通信を行う場合は、これらのことを踏まえた改行コード変換を行わなければなりません。
ただ、最近のテキストエディタは優秀なので、どのような改行コードであっても、それを改行として正しく扱えるように作られています。しかし、大半のテキストファイルを扱うソフトウェアにおいては、やはりOSの定義に依存した改行コードの取り扱いを必要とします。そのため、やはり「改行コード変換」が必要になります。
管理者権限で起動したい場合
本ツールは、通常は一般の権限で利用しますが、管理者権限がないと編集できないようなファイルを編集したい場合は、本ツールを管理者権限で起動する必要があります。
本ツールを管理者権限で起動するには、プログラムを起動する際、右クリックメニューより「管理者として実行」を選んで起動して下さい。
コマンドラインシェルが変更されている環境で利用する場合
本ツールは、コマンド プロンプト(CMD.EXE)の機能を利用して動作します。例えば子プログラムの呼び出しや複数ファイルの取り扱いについてはコマンド プロンプトの機能を利用します。コマンド プロンプトの呼び出しに際し、環境変数COMSPECを参照します。よって、環境変数COMSPECがコマンド プロンプトでないプログラムを指していた場合、このプログラムは正しく動作しない可能性があります。
このため、本ツール起動時に環境変数COMSPECの値を検査し、command.comまたはCMD.EXE以外が指定されていた場合は警告ダイアログが表示されます。
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