正規表現による置換

コピーされたテキストに対して、正規表現やタグ指定による文字列置換が利用できます。これは、boostライブラリのregexを利用したものであるため、boost::regexについてご存じであれば、その方法に従うと考えると簡単です。テキストは内部的にUnicodeで扱われていますので、日本語も使用できます。

一番上の「正規表現による置換を行う」にチェックを入れることで、置換処理が行われるようになります。
「置換前文字列」には、コピーされたテキスト内でマッチさせるための正規表現を指定して下さい。
「置換後文字列」には、「置換前文字列」でマッチした部分を置換する文字列を指定します。置換前文字列内の特定の部位を表すための「タグ」として $1〜$9 を使用できます。

「英大小文字の差を無視する」にチェックを入れると、アルファベットの大文字・小文字を同一のものとして扱い、マッチ処理が行われます。
「全体で一行とみなす」にチェックを入れると、テキスト全体を1行としてマッチングを行います。 ^ はテキスト先頭、$ はテキスト最後にマッチします。
「"."(ドット)を改行にマッチさせない」にチェックを入れると、. を改行記号とマッチさせません。行単位で置換処理を行いたい場合に便利です。

「テンプレートから選択」は、作者がよく利用する正規表現をまとめたものとなります。一覧から選択すると、「置換前文字列」「置換後文字列」および各チェックボックスが設定されます。

一般的な正規表現の構文は一通り利用できます。代表的な構文を下記に示します。