2021.11.5
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設定
●設定ダイアログ
初回起動時、または、通知領域のアイコンのメニューから「設定」を選択すると、設定ダイアログが開きます。
設定ダイアログでは、次の項目を設定できます。
[全般]タブ

設定ダイアログ [全般] タブ
保存するファイル形式
JPEG形式, PNG形式, BMP形式の中から選択できます。
- JPEG形式は、写真のような複雑な画像を保存するのに適した、非可逆圧縮の画像ファイル形式です。画質設定により、画質が劣化します。
- PNG形式は、あまり複雑でない画像を保存するのに適した、可逆圧縮の画像ファイル形式です。画質は劣化しません。
- BMP形式は、本プログラムでは圧縮しない形式のものを扱います。
目的に応じて、適した形式をお選びください。簡易指定/詳細指定
ファイル名の指定方式として、簡易的な指定が良いか、詳細な指定が良いかを選びます。
-
[簡易指定]の押しボタンがON(有効)の場合に表示される項目です。
ファイル名の指定を、本ソフトであらかじめ準備した方法で行う簡易的なモードです。出力先のフォルダ名+ファイル名(拡張子を除く)の基礎部分
画像ファイル保存ダイアログで表示されるファイル名のうち、ベースとなる部分を設定できます。ここには拡張子を指定しないでください。
ファイル名に日付時刻を yyyyMMdd-HHmmss- 形式で加える
チェックを入れると、ファイル名の中に日付時刻を文字列化したものを含めることができます。
ファイル名に連番を付与する
ファイル名の中に、通し番号を付与できます。
プログラム起動時に 00000001 から始まり(*1)、1ずつカウントアップしていきます。
99999999に達すると、次は 00000000 になり、再び1ずつカウントアップしていきます。
この番号は、「ファイル名に連番を付与する」にチェックが入っている場合のみ(*2)カウントアップします。また、このチェックボックスの右側にある入力欄から、次番号を直接入力することもできます。例えば、ファイル形式をJPEG形式とし、出力先のフォルダ名+ファイル名の基礎部分に
D:\WORK\Base-
を指定し、ファイル名に日付時刻を入れ、さらに連番を付与すると、保存ファイル名はD:\WORK\Base-20141122-231200-00000001.jpg
と表示され、その状態から編集を始められるようになります。
(*1)「次回起動時に次番号(連番)を保持する」がONの場合は、前回の番号を引き継ぎます(日付が変わっていた場合も保持します)
(*2)ここにチェックが入っていなくても、「日付時刻等を画像に書き込む」で通番が指定されていた場合は、カウントアップは行われます
-
[詳細指定]の押しボタンがON(有効)の場合に表示される項目です。
ファイル名の指定を、書式指定文字列を用いて行えるようにした詳細モードです。出力先のフォルダ名+ファイル名のフォーマット(拡張子を除く)
出力ファイル名を、ある程度自由にカスタマイズできます。
指定可能な特殊文字は、下記の通りです。
<%t4y> : 年(4桁) 例:2021 <%t2y> : 年(2桁) 例:21 <%t0m> : 月(2桁)(ゼロサプレス) 例:01〜12 <%tm> : 月(1桁)(ゼロパディング) 例:1〜12 <%tem> : 月(英語表記) 例:January〜December <%tsem>: 月(英語表記省略形) 例:Jan〜Dec <%t0d> : 日(2桁)(ゼロサプレス) 例:01〜31 <%td> : 日(1桁)(ゼロパディング) 例:1〜31 <%tw> : 曜日(漢字1文字) 例:日〜土 <%tew> : 曜日(英語表記) 例:Sunday〜Saturday <%tsew>: 曜日(英語表記省略形) 例:Sun〜Sat <%t0h> : 時(2桁)(24時間表記, ゼロサプレス) 例:00〜23 <%th> : 時(1桁)(24時間表記, ゼロパディング) 例:0〜23 <%t0i> : 時(2桁)(12時間表記, ゼロサプレス) 例:01〜12 <%ti> : 時(1桁)(12時間表記, ゼロパディング) 例:1〜12 <%tt> : AMまたはPM <%tjt> : 午前または午後 <%t0n> : 分(2桁)(ゼロサプレス) 例:00〜59 <%tn> : 分(1桁)(ゼロパディング) 例:0〜59 <%t0s> : 秒(2桁)(ゼロサプレス) 例:00〜59 <%ts> : 秒(1桁)(ゼロパディング) 例:0〜59 <%tms> : ミリ秒 例:000〜999 <%n8> : 連番(8桁; ゼロパディング) <%n7> : 連番(最低7桁; ゼロパディング) : : <%n2> : 連番(最低2桁; ゼロパディング) <%n1> : 連番(最低1桁) <%p> : アクティブなウィンドウのプロセス名称 <%w> : アクティブなプロセスのメインウィンドウタイトル * : カーソルが置かれる位置 ※ゼロパディング…表示される数字が1桁であっても、10の位を0で補完します。(例:3時→03時) ※ゼロサプレス…表示される数字が1桁であれば、1桁しか表示しません。(例:3時→3時)
デフォルトでは、次のようなフォーマットになっています。(デスクトップ)\Base-<%t4y><%t0m><%t0d>-<%t0h><%t0n><%t0s>-<%n8>-*
「*」(カーソル位置)を複数指定した場合は、最初の1つのみが有効です。
「*」の文字そのものは、すべて取り除かれます。
不正な特殊指定が行われた場合は、その文字列はそのまま表記されます。
簡易指定の場合よりも、設定ダイアログでの不正文字チェックは甘くなっています。これは、実際の保存の際に置換されることを期待するためです。
また、フォルダ名として特殊指定が使われることもあることから、フォルダの存在チェックも行われません。連番の次番号
ファイル名の中に通し番号(<%n1>〜<%n8>)を置く場合に採用される数値の初期値(次回採用の値)です。
この通番は、ファイル名に通し番号が含まれる場合、あるいは「日付時刻等を画像に書き込む」で通番が指定されていた場合にカウントアップされます。
この連番は、本プログラムの起動と共に1に初期化されますが、「次回起動時に次番号(連番)を保持する」がONの場合は、次回起動時にも保持します(日付が変わっていた場合も保持します)。
一般
テキストとも認識されるオブジェクト(Excelセル等)がコピーされても処理対象とする
クリップボードにコピーされたデータが、例えばExcelセルの場合、画像ともテキストとも取得できる状態となります。この場合、本ソフトは画像と見なして処理を行おうとしますが、これはユーザにとって適切な動作となる場合もあれば、不適切な動作となる場合もあります。プログラムではその判断ができません。
ここにチェックを入れれば画像扱いとして処理を行おうとします。-
ファイル名等に連番を付与する場合、通常は本ソフトの起動ごとに連番はリセットされますが、ここにチェックを入れるとリセットされないようになります。日付が変わった場合もリセットされません。
トラブルシューティング(他ソフトと相性が悪い場合に指定)
クリップボード変更検知後、少し待ってから保存ダイアログを開く
本ソフトを常駐させたときに、他のソフト(特にクリップボードを扱うようなソフト)の調子がおかしくなるような場合、本ソフトと他のソフトでクリップボードを開く動作が重なってしまっているかもしれません。
この機能を使うと、クリップボード検知後に、少し間を置いてからクリップボードからの読み出しを行うようになります。
「すぐ表示」(デフォルト)、「0.1秒待つ」、「0.2秒待つ」、「0.5秒待つ」、「0.7秒待つ」、「1.0秒待つ」の中から選べます。
[加工]タブ
![設定ダイアログ [加工]](casaveas_ss_02.png)
設定ダイアログ [加工] タブ
拡大縮小比率指定
コピーされた画像を相対指定で拡大または縮小します。下部の入力欄に、百分率で拡大・縮小率を指定します。
サイズ固定
コピーされた画像を絶対指定で拡大または縮小します。下部の入力欄に、ピクセル単位で画像サイズを指定します。
サイズ固定(縦横比維持)
コピーされた画像を絶対指定で拡大または縮小します。下部の入力欄に、ピクセル単位で画像サイズを指定します。ただし、指定された範囲内に収まるよう、画像の縦横比は維持されます。
拡大・縮小補完方式
拡大・縮小を行う際の、ピクセルの補完方法のアルゴリズムを指定します。
回転と反転
コピーされた画像を、90°、180°、270°で回転し、また上下反転・左右反転を行います。
.NET Frameworkでは16種類の回転・反転方法が準備されているように見せかけられていますが、実質的には下記の表で左右に並べた項目は同じ状態になるため、選択肢としては右の表記を省き、左の項目だけを表記しています。表記されている項目 同じ効果となる項目 回転も反転も行わない 右180 度回転してから、水平方向と垂直方向に反転 反転せずに 右90 度回転 右270 度回転してから、水平方向と垂直方向に反転 反転せずに 右180 度回転 回転せずに水平方向と垂直方向に反転 反転せずに 右270 度回転 右90 度回転してから、水平方向と垂直方向に反転 回転せずに水平方向に反転 右180 度回転してから、垂直方向に反転 右90 度回転してから、水平方向に反転 右270 度回転してから、垂直方向に反転 右180 度回転してから、水平方向に反転 回転せずに垂直方向に反転 右270 度回転してから、水平方向に反転 90 度回転してから、垂直方向に反転
グレースケールに変換
コピーされた画像をグレースケールに変換し、保存ダイアログに表示します。
-
JPEGで保存する場合の、画質を、1〜100の値で指定します。1が最も画質が低く、100が最も画質が高い設定となります。
画像加工は、拡大・縮小 → 回転と反転 → グレースケール化 の順に行われます。
日付時刻等を画像に書き込む
日付時刻や通番などの文字情報を、画像の中に書き込みます。
位置
日付時刻文字列の書き込み位置を指定します。左上、上部中央、右上、左側(高さは中央)、中央、右側(高さは中央)、左下、下部中央、右下 の中から選びます。
出力書式
出力する日付時刻文字列のフォーマットを指定します。この中には、日付・時刻・通番を含ませることができます。これは、詳細設定での「出力フォルダ名/ファイル名指定」の指定方法と同じになります。
フォントを指定する
日付時刻文字列のフォント(色・サイズ・修飾情報を含む)を指定できます。
背景を塗りつぶす
日付時刻文字列の背景を単色の長方形で塗りつぶします。
背景色を指定する
日付時刻文字列の背景の色を指定します。

▲日付時刻のみ書き込み。位置:右下、フォント指定:青字・太字・背景色なし

▲日付時刻と通番を書き込み。位置:右下、フォント指定:白字・太字・背景色黒
[ホットキー]タブ
![設定ダイアログ [ホットキー]](casaveas_ss_03.png)
設定ダイアログ [ホットキー] タブ
「一時的にクリップボード監視を停止する」のON/OFF
「一時的にクリップボード監視を停止する」のON/OFFを切り替えるためのホットキーを設定します。他のアプリケーションのホットキーと重複した設定はできません。
※この機能は、「ユーザー アカウント制御」が有効な環境において、動作しない可能性があります。その場合、本ソフトを管理者権限で実行する必要があります。
[保存ダイアログ]タブ
![設定ダイアログ [保存ダイアログ]](casaveas_ss_04.png)
設定ダイアログ [保存ダイアログ] タブ
保存ダイアログは1つしか開かないようにする
通常であれば、クリップボードに画像がコピーされる度に、保存ダイアログがどんどん開きますが、ここにチェックを入れると、保存ダイアログは最後の1つしか開かないようになります。
Snipping Toolなどのような、刻々と途中状況がクリップボードにコピーされるために、本ソフトの保存ダイアログが無駄に多く開いてしまうが、結局使うのは最後に表示される保存ダイアログだけだというような場合に役に立ちます。
なお、この設定が行われるよりも前に、すでに複数の保存ダイアログが開いてしまっていた場合は、最後の保存ダイアログが再利用されるような動きとなります。-
保存ダイアログが開いたら、ファイル名修正をスキップして、すぐにファイルへ書き込みます。サムネイルの表示は行われます。
-
上の「ファイル名修正を省略する」がONの場合に利用可能です。保存ダイアログを非表示(透明度100%)にします。
保存ダイアログを開くときに、一般の警告音とアイコンの変化で知らせる
保存ダイアログが開くとき、通常の警告音と、通知領域アイコンを一瞬変化させるアクションを起こします。
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