Windows NT系(2000/XP等を含む)の設定を変更できます。
説明 | ファイルキャッシュ(ディスク上のファイルへのアクセス速度を向上させるために、メモリの一部にファイルの内容を蓄えておくこと)の大きさを指定します。0だとWindowsのデフォルト(512KB)の値が利用されます。 なお、ここに指定すべき最適値は、各環境により異なりますので、最適値を知るために、色々な値を入れてみると良いでしょう。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management | |
値/エントリ | IoPageLockLimit |
追加情報 |
説明 | PCIデバイスが非常に大きなメモリを要求したり、デバイスドライバのメモリ管理が正しくない場合などに、PTE(Page Table Entry)の断片化が起きることがあります。こうなると、NO_MORE_SYSTEM_PTESが発生してWindowsが停止するなどの障害が起きますので、ここで大きな値を指定しておきます。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management | |
値/エントリ | SystemPages |
追加情報 |
説明 | Windowsに認識させるL2キャッシュのサイズをKB単位で指定します。 Windowsがハードウェアから正しくキャッシュサイズを取得できない場合に参考にされる値です。 0を指定すると、256KBと解釈されます。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management | |
値/エントリ | SecondLevelDataCache |
追加情報 |
説明 | Windowsカーネルを常にメモリ上に配置するか(スワップアウトしないようにする)ようにします。メモリが十分ある場合は、システム全体のパフォーマンスが向上するかもしれません。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management | |
値/エントリ | DisablePagingExecutive |
追加情報 |
説明 | Windows終了時にページングファイル(デフォルトでpagefile.sys)をゼロクリアします。ファイルを削除するわけでは無く、セキュリティ上の安全性を高めるためにファイルを無効な情報で上書きするだけとなります。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management | |
値/エントリ | ClearPageFileAtShutdown |
追加情報 |
説明 | Windowsで必ずメモリに居続けるメモリ領域(非ページプール)の容量をバイト単位で指定します。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management | |
値/エントリ | NonPagedPoolSize |
追加情報 |
説明 | 2または3を指定すると、ネットワーク経由でのアクセスに多くのメモリを割くようになります。この結果、PCのサーバとしての能力を高めます。1を指定すると、クライアントとしての機能が優先されます。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\lanmanserver\parameters | |
値/エントリ | Size |
追加情報 |
説明 | ファイルの最終アクセス日時を記録しないようにして、読み込みを高速化します。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem | |
値/エントリ | NTFSDisableLastAccessUpdate |
追加情報 | 日付・時刻・タイムスタンプ |
説明 | チェックをつけると、NTFSの暗号化機能をシステム全体で無効にします。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\EFS | |
値/エントリ | EfsConfiguration |
追加情報 |
説明 | チェックを付けると、コマンドプロンプトなどでのショートファイル名取り扱いに配慮したショートファイル名が生成されます。例えば、これ以降のファイル生成の際、拡張子が4文字以上のロングファイル名(8+3を超えるファイル名)に対応するショートファイル名(8+3形式の互換ファイル名)の拡張子が .xx~ などとなります。 これにより、例えば page.html というファイルが生成されたとき、ショートファイル名は page.ht~ となるため、同じディレクトリ内に page.htm というファイルがあって、DEL *.htm と実行したときに、同時に page.html が削除されるという事態を防げます。逆に、チェックを外すと、コマンドプロンプトの中で、3文字を越える拡張子の部分を認識しなくなるような動きをすることがあります。具体的には、ショートファイル名側の名前に頼ったファイルマッチングが行われたときに(コマンドプロンプト中ではこれが普通です)、思わぬ事態が起きることになります。つまり、page.htmlのショートファイル名の拡張子が htm になってしまうことから、DEL *.htm とした場合、page.html も削除されるようになります。注意:この設定は、ファイル生成に対する設定です。このチェックが行われるよりも前に生成されたファイルに対するショートファイル名まで変更されるわけではありませんので、ご注意下さい。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem | |
値/エントリ | Win95TruncatedExtensions |
追加情報 |
説明 | ファイルシステムがNTFSの時、通常のファイル名(ロングファイル名)と共に裏で作成される8.3形式のショートファイル名が作成されないようにします。これにより、ファイル作成時の時間が短縮され、システムのパフォーマンス向上が期待できます。しかし、ショートファイル名に存在に依存したプログラムの動作がおかしくなるかもしれません。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem | |
値/エントリ | NtfsDisable8dot3NameCreation |
追加情報 |
説明 | NTFSファイルシステムでフォーマットされているドライブにおいて、ショートファイル名(8.3形式の旧互換ファイル名)に特殊文字を使用できなくします。なお、Norton AntiVirusを使用している環境でこの設定を行うと、LiveUpdateが正常に動かなくなるとの情報があります。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem | |
値/エントリ | NtfsAllowExtendedCharacterIn8dot3Name |
追加情報 |
説明 | FATファイルシステムでフォーマットされているドライブすべてにおいて、8.3形式のファイル名のみを利用可能とします。Windows本体やアプリケーションをFATファイルシステムでフォーマットされているドライバに入れている場合、正常に動作しなくなる可能性があります。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem | |
値/エントリ | Win31FileSystem |
追加情報 |
説明 | ファイルシステムがNTFSのときのMFT領域の大きさを設定します。 MFT領域には、ファイルに関する情報(内容でない部分)が保存されますが、ファイルの数が多くなると領域が足りなくなり、分割が起きてフラグメンテーションが発生します。 あらかじめ大きな領域(4)を作成しておけばフラグメンテーションがおきにくくなりますが、ファイルの内容を置く領域は少なくなります。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem | |
値/エントリ | NtfsMftZoneReservation |
追加情報 |
説明 | システムにとって重要なファイルをバックアップしておくフォルダに割り当てられるサイズを指定します。 最小で0、デフォルトで50です。4294967295を指定すると、すべてのシステムファイルがバックアップされます。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon | |
値/エントリ | SFCQuota |
追加情報 |
説明 | Windowsが137GBを越えるHDDを扱えるようにします。この機能は、Windows 2000 SP3以降、XP未満で使えます。これらの環境が整っていない場合にこのチェックをオンにした場合、設定が有効にならないか、ハードディスクのデータが破壊される可能性があります。 |
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対応OS | Windows 2000 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\atapi\Parameters | |
値/エントリ | EnableBigLba |
追加情報 |
説明 | EXEから呼び出されるDLLファイルを探すとき、[System32→System→Windows→カレントフォルダ]の順で検索するようにします。これらのフォルダに同名のDLLファイルがあると、この順番で優先順位の高いものが使われます。このチェックを解除すると、[カレントフォルダ→System32→System→Windows]という優先順位になります。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager | |
値/エントリ | SafeDllSearchMode |
追加情報 |
説明 | 同時に扱う優先度の高いスレッドの数への追加分を指定します。 元々同時に扱えるスレッドがあって、その数に追加する分という意味です。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Executive | |
値/エントリ | AdditionalCriticalWorkerThreads |
追加情報 |
説明 | 同時に扱う優先度の高くないスレッドの数への追加分を指定します。 元々同時に扱えるスレッドがあって、その数に追加する分という意味です。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Executive | |
値/エントリ | AdditionalDelayedWorkerThreads |
追加情報 |
説明 | Windows 2000 Serverのターミナルサービスや、Windows XP以降のリモートデスクトップで利用するポート番号を指定します。クライアントソフトからこのマシン上で動作するターミナルサービスまたはリモートデスクトップにアクセスするには、「IPアドレス:ポート番号」と指定することになります(例:192.168.5.35:1235、vpcwinxp:3390)。デフォルトでは3389が使われています。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp | |
値/エントリ | PortNumber |
追加情報 |
説明 | 通常、パスワードの設定されていないユーザーを利用しての、リモートデスクトップ接続は許可されません。デフォルトの状態では、ここのチェックはオンの状態になっていますが、オフの状態にすることで、パスワードの設定されていないユーザーを利用しての、リモートデスクトップ接続が許可されるようになります。ただし、チェックを外した状態は、セキュリティ的に問題となりますのでご注意下さい。 |
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対応OS | Windows XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Lsa | |
値/エントリ | limitblankpassworduse |
追加情報 |
説明 | デバイス マネージャのメニュー「表示」-「非表示のデバイスの表示」を有効にした場合に、過去にインストールしたことのあり、現在は未接続のデバイスを含むすべてのデバイスを表示するようにします。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Environment | |
値/エントリ | DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES |
追加情報 |
説明 | デバイス マネージャのメニュー「表示」-「非表示のデバイスの表示」を有効にした場合に、過去にインストールしたことのあり、現在は未接続のデバイスを含むすべてのデバイスを表示するようにします。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_CURRENT_USER\Environment | |
値/エントリ | DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES |
追加情報 |
説明 | タスクマネージャ自体が暴走してCtrl+Alt+Delが効かなくなってしまったときのために、タスクマネージャを起動せずに強制再起動ができるようにします。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon | |
値/エントリ | EnableQuickReboot |
追加情報 |
説明 | オフにすると、プログラムが一般保護違反を起こしたときにクラッシュダンプが作成されないようにします。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug | |
値/エントリ | Auto |
追加情報 |
説明 | 右Ctrlキーを押しながらNum Lockキーを2回押したときに、Windowsを強制的にクラッシュさせることができるようにします。クラッシュダンプを取得する試験をしたいときに使えます。 |
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対応OS | |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\CrashDump | |
値/エントリ | Dump1Keys/Dump2Keys |
追加情報 |
説明 | 右Ctrlキーを押しながらScroll Lockキーを2回押したときに、Windowsを強制的にクラッシュさせることができるようにします。クラッシュダンプを取得する試験をしたいときに使えます。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters | |
値/エントリ | CrashOnCtrlScroll |
追加情報 |
説明 | ユーザーにログオンした時点で、前回起動時に接続されていたネットワークドライブへの接続を復元します。このチェックを外すと、接続が必要になった時点で再接続が行われます。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlset\Control\NetworkProvider | |
値/エントリ | RestoreConnection |
追加情報 |
説明 | ここで指定されたDLLは、User32.dllにより間接的にアタッチされます。つまり、User32.dllを使用するプログラムは、必ずここで指定したDLLをアタッチすることになります。複数指定する場合は、スペースまたはカンマで区切ります。そのためロングファイル名は使えません。また、ファイル名は先頭から32文字までしか認識されません。 |
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対応OS | Windows 2000,XP,Vista,7 |
種別/ファイル | レジストリ |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows | |
値/エントリ | AppInit_DLLs |
追加情報 | ここに見知らぬDLLが登録されている場合、ウイルスプログラムなどによりDLLインジェクションされていることが考えられますので、注意が必要です。 |