----------------------------------------------------------------------------- 【 ソフト名 】 CaptureSaveAs ver.1.46 【製作・著作】 Copyright(C) 2014-2022 矢吹拓也 【 動作環境 】 Windows Vista/7/8/8.1/10/11 (日本語版奨励) 【ランタイム】 .NET Framework 4.x ----------------------------------------------------------------------------- 1. はじめに   お仕事などでプログラム開発をしていると、画面の表示内容を画像ファイルにして  保存し、それをエビデンス(検証物)として保存するようなシーンが多くあります。   画面の表示内容をクリップボードにコピーする方法は、Windows標準で提供(Print  Screenキーの押下で全画面、Alt+PrintScreenキーでアクティブウィンドウのみ)され  ておりますが、一般的にはそれをペイントやExcel, PowerPoint 等のプログラムへ貼り  付け、保存先フォルダを探してファイル名を付けて保存する手順を踏まねばならず、  面倒くさいです。   そこで、その手順を簡略化するために、画面の表示内容を、特定のキーの押下で  ファイルへそのまま保存するソフト(*1)はいくつかあるのですが、エビデンスとして整理  するために、後からそれらのファイル名を変更しなければならず、「はて?これは何の  ファイルだっけ?」と思い出すのも一苦労…みたいなことがあったりします。   本ソフトは、そんな状況の間を取って、「画像ファイルのファイル名を入力」して  からファイルへ保存できる機能を持ったソフトとなります。   一般的な画面キャプチャ支援ソフトと同じように、保存先フォルダ名や、ファイル  名の基礎部分を指定しておく機能はありますが、本ソフトの場合はクリップボードに  コピーされた画像データ全般が対象になることと、キャプチャされた画像の縮小版を  見ながら、その場で名前を変えられることが特徴となります。 (*1)作者はこの頃は、「ClipSave」や「WinShot」を利用させていただいていました。 もし、ファイル名のカスタマイズが不要という場合は、本ソフトの 「ファイル名修正を省略する」をONにするか、あるいは上記のようなソフトの方が ニーズにマッチしている可能性が高いため、上記のソフトをお勧めします。 ■ClipSave https://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se073652.html ■WinShot https://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se075666.html 2. 何をするプログラムなのか?   本ソフトはクリップボードを監視します。   クリップボードを監視し、画像データがコピーされたら、その情報を取得し、ファイル  保存ダイアログを表示します。保存先のフォルダおよびファイル名の一部は、ベース情報と  して予め設定しておくことができます。   保存ファイル名は、JPEG形式,PNG形式,BMP形式のいずれかを選択可能です。   画面キャプチャの取得そのものは、OSのキャプチャ機能が使われることを期待して  作られています。画面全体のキャプチャは PrintScreen キーで、アクティブウィンドウ  のみのキャプチャは Alt+PrintScreenキーです。 3. 動作環境   Windows Vista/7/8/8.1/10/11 (日本語版奨励) であれば動きます。   Windows その他サーバ用途OSでは、動くかもしれません。   Windows XP以下では動作しません。   (本ソフトはクリップボード監視のために、Windows Vista以降で提供されている    AddClipboardFormatListener() APIを利用します。そのため、Windows XPでは    動作しません)   OSには最新のサービスパックを導入して下さい。   動作にあたり、.NET Framework 4.x が必要です。   Windows 8以上の環境では、そのままで動作します。   初期状態のWindows 7/Vistaには.NET Framework 4.xが入っていないので、  下記のサイトよりダウンロードしてください。   https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=17851   このソフトウェアは自称初心者(=初心者であることを威張り、他の人より多く  の利益を得ようとする者)の方は利用できません。 4. インストール方法とファイル構成   ダウンロードしたファイルに応じて、インストール方法が変わります。  ・インストール版(実行ファイル) ※奨励   これは、自動インストール版です。   ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールが開始されます。  ・通常圧縮ファイル版(zip)   これは、単純にすべてのファイルが圧縮されただけのファイルです。   ローカルのハードディスクに適当なフォルダを作り、そこへ圧縮された  すべてのファイルを展開して下さい。   アップデートでインストールする場合は、上書きでインストールして  しまって構いません。   ファイルの構成は、下記の通りです。   CaptureSaveAs.exe … プログラム本体   en\*.dll … 日本語環境以外での英語表示用リソース(永遠のベータ版)   CaptureSaveAs.chm … ヘルプファイル   CaptureSaveAs.txt … ドキュメント(このファイル)   source.7z … ソースコード(Visual Studio 2010で扱えます)    [ソースコードはzip形式の配布版にのみ付属します]      CaptureSaveAs.ini … ポータブルモードの場合の設定保存先。  ※インターネットからダウンロードしたzipファイルを、WindowsのZIP展開機能を   用いて展開した場合、それらにはZoneIdと呼ばれる、ネットからダウンロード   したことを示すフラグが付きます。この状態だと、exeファイルを実行するたび   に確認ダイアログが出たり、ヘルプファイルを表示・印刷しようとしたときに   「Webページへのナビゲーションは取り消されました」というエラーが表示され   たりします。そのため、ZIPファイルの展開には、Lhasaや+Lhacaなどのフリー   ソフトによる展開を行うことをお勧めします。詳細はこちらをご参照下さい。    https://www.inasoft.org/talk/h201205b.html  ※ヘルプファイル(chm)をネットワークドライブ上で開こうとすると、   OSによるセキュリティ上の制限により、開けないことがあります。   Web版ヘルプを下記のサイトで公開しておりますので、そちらをご覧下さい。    https://www.inasoft.org/webhelp/capturesaveas/HLP000001.html  ※本ソフトは常駐型のソフトであり、長時間起動されっぱなしにされることが   想定されます。   本ソフトをネットワーク上やリムーバブルメディア上で実行された場合、   ネットワークが瞬断・切断あるいはメディアが認識されない状態になることで、   本ソフトが「例外コード: 0xc0000006(STATUS_IN_PAGE_ERROR)」で強制終了さ   れる可能性が高くなります。   本ソフトはなるべく、ローカルストレージ上で実行されることをお勧めいた   します。 5. アンインストール   本ソフトが起動中の場合は、終了してください。   本ソフトがスタートアップに登録されている場合、登録解除して下さい。   本ソフトウェアを、インストール版でインストールした場合、コント  ロール パネルの「プログラムと機能」から削除してください。   通常圧縮ファイルを用いてインストールした場合等は、手動でアンイン  ストールを行う必要があります。   インストール時にコピーしたファイルを、すべて削除してください。   データも削除する場合は、下記のレジストリキーを削除してください。   HKEY_CURRENT_USER\Software\InaSoftAns\CaptureSaveAs   ポータブルモード(ヘルプ参照)を利用していた場合は、併せて  CaptureSaveAs.ini も削除してください。 6. 起動方法と使用方法   エクスプローラなどから CaptureSaveAs.exe を起動するか、デスクトップや  スタートメニューにCaptureSaveAs.exeへのショートカットを作成し、そこから  起動します。 7. 使用方法   付属のヘルプを参照して下さい。 8. 著作権・転載について   本プログラムはフリーソフトです。著作権は 矢吹拓也 にあります。   本プログラムを使用した際に生じたいかなる障害についても、またドキュメント  ファイル等に不手際があったとしても、著作権所有者は一切の責任を負わないもの  とします。   このソフトウェアは、ユーザーが自称初心者(=初心者であることを威張り、他  の人より多くの利益を得ようとする者)である場合は利用できません。自称初心者  の方のご利用はお控えいただきますよう、お願いします。従いまして、自称初心者  の方が初心者であるが故に起こした事故、または自称初心者であるが故の質問など  は一切受け付けませんので、予めご了承下さい。   このプログラムは再配布可能[*]です。これには、他のネットワーク、インター  ネット上の他のサイトへの転載、雑誌の付属メディアへの掲載・収録も含まれま  す。一般的な再配布の概念を拡張し、次の事柄も認められます。   ・アーカイブ形式の変更を行うこと。あるいは再アーカイブを行うこと。   ・他国語への翻訳を行うため、配布物にあらかじめパッチを当てて再配布    すること。あるいはパッチを公開すること。   ・有用なメッセージの追加あるいは有用なメッセージへの変更のために、    配布物にあらかじめパッチを当てて再配布すること。あるいはパッチを    公開すること。   ・有用な機能を追加するために、オリジナルのモジュールの追加を行うこと    (ファイル単位に限る)。   ・不要な機能を除去するために、ファイル単位で除去を行うこと。   ・有料での再配布を行うこと。あるいは有料ネットワークへ転載すること。   なお、ミラーサイトへの転載を行う場合は、改変は一切認められません。  [*] 最も新しい正式版の再配布をしていただきますよう、ご協力をお願いします。    開発途中のバージョン(tr/α/pp/pr/β/fb/rc等)の再配布をしてはいけません。    開発途中のバージョンが雑誌等の付属メディアに収録されてしまった場合、出    版社の全負担で回収していただくことになりますのでご注意下さい。   再配布については、作者に断りなく行うことができます。   本ソフトウェアの著作権上の規定は、日本国の法律に準拠することとします。   詳しくは、INASOFTのWebサイトを参照して下さい。   個別の事情がある場合や不明点などは、作者までご相談下さい。   ニュースサイトや更新情報を扱うサイト、個人サイトなどでの紹介などで  アイコンや実行画面を使われる場合も、連絡なしで構いません。   プログラム中になんらかのバグが見つかったり、ドキュメントやヘルプの中にミ  スがあった場合は、メールなどで知らせていただけるとありがたいです。   ウイルス対策ソフトによる誤検知と思われる状況が発生した場合は、作者へ  問い合わせるのではなくウイルス対策ソフトメーカーへ直接連絡願います。   作者へは念のため報告のような行為もご遠慮下さい。 9. 質問をお寄せになる場合の注意   質問をお寄せになる前に、ご質問の内容が本ソフトウェアと無関係のものでない  かをご確認下さい。また、同様の質問がすでにサイト上やドキュメント中に記載済  みでないかもご確認ください。   質問をお寄せいただく場合は、ソフトウェアの名称・バージョンなどの基本的な  情報の他、お使いのPCの機種名や環境情報、OSの名称やバージョン等をなるべく  細かくお知らせ下さい。   回答に必要な情報がお寄せいただけないと、質問にお答えできないことがありま  すので、ご協力をお願いします。 10. 更新履歴 ヘルプファイル「更新履歴」参照。 11. 開発支援金の受付について   いつもご利用いただきありがとうございます。   INASOFTでは開発支援金(いわゆる寄付)の受付を開始いたしました。受付の  方法については、下記サイトをご参考いただければと思います。   開発支援金について   https://www.inasoft.org/kifu.html   よろしくお願いします。 ※Windows、Windows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国におけ  る登録商標です。 ※その他記載されている会社名、製品名などは、各社の登録商標もしくは商標です。 ※本ソフトウェアを利用される方がお使いになるPCに、ウイルス対策が施されている  ことを確認して下さい。ウイルス対策が施されていない場合、本ソフトウェアを  利用してはいけません。また、質問も受け付けません。 ----------------------------------------------------------------------------- [INASOFT] https://www.inasoft.org/ [eメール] https://www.inasoft.org/mail.html を参照してください。