テンキーの付いたデスクトップPCを使っているときは、NumLockは常時ONにしておく方が多いと思います。逆にノートPCを使っているときは、NumLockは常時OFFという方が多いでしょう。
このキーは、常時ONかOFFにしておくことが多いはずなのに、何かの拍子で押されてしまい、煩わしい思いをすることもあると思います。
このプログラムは、NumLockキーの状態を1秒おきに監視し、ON/OFFのいずれかの状態に固定化、あるいは、変更されたときにユーザーに通知をするためのプログラムです。
また、CapsLockキーとScrollLockキーについても監視を行います。InsertキーについてはOSが押下状態を管理しないため、ブロック制御のみを行うことができます。
本ソフトはタスクバーの通知領域に常駐し、NumLockキー・CapsLockキー・ScrollLockキーのトグル状態(ON/OFF)を監視します。そして指定された状態になっていない場合は、キーボード押下シミュレートを行い、指定状態へ修正します。
上記のスクリーンショットは設定画面になっており、監視だけでなく、ユーザーへの通知のみを行わせることもできます。また、例えばノートPCからデスクトップPCへのリモートデスクトップ経由での接続の場合に、意図しない動きとならないよう、リモートデスクトップ接続中は別の設定を採用させることもできます(NumLockキーのみ)。
Insertキーについても対応要望があったのですが、挿入モードのON/OFFはOSが管理するものではなく、押下を検知したアプリケーション側で制御します。そのため、本ソフトで状態を検知したり、修正したりすることはできません。代わりに、Insertキーの押下をブロック(キーの押下をアプリケーション側へ伝えない)ようにすることにより、間接的に制御を行うことができるようになっています。
なお、アプリケーションによっては、キーボード状態の受け取り方の違いから、本ソフトではブロックができないことがあります。また、ユーザー アカウント制御が有効になっている場合も、本ソフトが動作できない場合があります。