----------------------------------------------------------------------------- 【 ソフト名 】 ListView to CSV ver.2.22.12 [x86/x64] 【製作・著作】 Copyright(C) 2004-2015 矢吹拓也 【 動作環境 】 Windows XP/Vista/7/8 (日本語奨励) ----------------------------------------------------------------------------- ※最近のバージョンより、Windows 2000 には対応しなくなりました。  ドキュメント・ヘルプ・プログラム中の一部のテキストについては対応していそうな旨  書かれているものもあるかもしれませんが、実際には対応していません。 1. はじめに   画面の表示されている情報を、他用途に応用できないか、と思うことがあります。   それが単純にテキストボックスに入っている情報であれば、マウスで選択して  コピー&ペーストすることができますが、そうならないような状況が多く存在します。   Windowsには、「リストビュー コントロール」という、多くの内容を、効率よく  表示してくれる仕組みが備えられており、それを利用した Windows アプリケーション  が多く存在しています。   「リストビュー コントロール」とは、例えば、エクスプローラやタスクマネージャ  が、ファイルやタスクの一覧表示に利用している仕組みです。   多くの場合、「リストビュー コントロール」には、多くの情報が整理されて  表示されますので、この情報を他の用途に簡単に転用したいと思うことがあると  思います。しかし、テキストボックスに対するコピー&ペーストのように、  単純に文字列を取得することはできません。   そこで、このソフトウェアの登場となります。 2. 何をするプログラムなのか? このプログラムは、Windows上で動作している「リストビュー コントロール」を  利用している任意のアプリケーションから文字列を取り出し、CSVファイル(カンマ  またはタブで区切られたテキストファイル)で出力します。   また、リストボックス・コンボボックス・ツリービューも、取り出しの対象と  することができます。   CSVファイルは、Microsoft Excelなどの表計算ソフトや、多くの住所録・データ  ベースソフトなどで利用できる、汎用的なファイル形式です。 3. 動作環境   このソフトウェアは、32bitOS(x86)専用版または64bitOS(x64)専用です。   それぞれの環境に適したエディションをお使いください。 Windows XP/Vista/7/8 (日本語版奨励)にて動作します。 ※32ビットOSではx86版を、64ビットOSでは、x64版をお使いください。 4. インストール方法   ダウンロードしたファイルに応じて、インストール方法が変わります。  ・インストール版(実行ファイル)   これは、自動インストール版です。   ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールが開始されます。   x86版とx64版を自動認識してインストールします。  ・通常圧縮ファイル   これは、単純にすべてのファイルが圧縮されただけのファイルです。   ローカルのハードディスクに適当なフォルダを作り、そこへ圧縮された  すべてのファイルを展開して下さい。   x86版とx64版の2種類があるため、お使いのOSに適した方をご利用ください。   アップデートでインストールする場合は、旧バージョンが2.17.04未満の場合  のみ、旧バージョンをアンインストールすることをお勧めしています。   それ以上の場合は、上書きでインストールしてしまって構いません。   インストールすると、次のようなファイルが展開されます。   ・LV2CSV.EXE …… プログラム本体   ・LV2CSV.TXT …… プログラムの簡易説明書(このファイル)   ・LV2CSV.CHM …… ヘルプファイル   ・elevate.exe …… 管理者権限昇格用プログラム   また、次のファイルが生成されることがあります。   ・LV2CSV.INI …… /o オプション使用時の設定保存ファイル。    (コマンドライン オプションはヘルプ参照)   ※以前はANSI版とUnicode版が存在していましたが、Win9xへの対応終了に    伴いANSI版の存在意義がなくなったことから、ANSI版の公開を終了し、    代わりにUnicode版をLV2CSV.EXEとして公開しました。  ※インターネットからダウンロードしたzipファイルを、WindowsのZIP展開機能を   用いて展開した場合、それらにはZoneIdと呼ばれる、ネットからダウンロード   したことを示すフラグが付きます。この状態だと、exeファイルを実行するたび   に確認ダイアログが出たり、ヘルプファイルを表示・印刷しようとしたときに   「Webページへのナビゲーションは取り消されました」というエラーが表示され   たりします。そのため、ZIPファイルの展開には、Lhasaや+Lhacaなどのフリー   ソフトによる展開を行うことをお勧めします。詳細はこちらをご参照下さい。    http://www.inasoft.org/talk/h201205b.html  ※ヘルプファイル(chm)をネットワークドライブ上で開こうとすると、   OSによるセキュリティ上の制限により、開けないことがあります。   Web版ヘルプを下記のサイトで公開しておりますので、そちらをご覧下さい。    http://www.inasoft.org/webhelp/lv2csv/HLP000001.html 5. アンインストール   ●自動アンインストール   本ソフトウェアを、インストール版でインストールした場合、アンインスト  ーラが Windowsに登録されます。コントロール パネルの「プログラムと機能」  (または、「プログラムの追加と削除」)から削除してください。   ●手動アンインストール   通常圧縮版を利用した場合、下記の手順にて手動でアンインストールを行い  ます。    1. 「ListView to CSV」をインストールしたフォルダを、中身のファイルごと     削除します。インストールされているフォルダは環境によって異なりますが、     標準では C:\Program Files\INASOFT\Lv2csv です。    2. 次のレジストリキーを削除します。     HKEY_CURRENT_USER\Software\InaSoftAns\Lv2csv   補足:ver.2.10からは、制限ユーザでの利用を可能にするために、      設定保存をレジストリに行うようになりました。      従来通りの保存方式を用いる場合は、/o オプションを利用して      ください。 6. 起動方法   LV2CSV.EXE を実行してください。   インストーラを利用した場合は、デスクトップに作られたショートカットや、  スタートメニューの「プログラム→INASOFT→ListView to CSV」から起動する  ことができます。 7. 基本的な使用方法 ダイアログ上部に、リストビュー コントロールのハンドルと、最も左上に表示  されている文字列の内容と、そのリストビュー コントロールを所持するウィンドウ  のタイトルが一覧になって表示されています。   表示されている情報を目安に目的のリストビュー コントロールを探し、選択して  おきます。   その後、[出力開始]ボタンを押すことで、CSVファイルへ出力できます。   [閉じる]ボタンを押すと、プログラムを終了できます。   [ListView以外も対象とする]をチェックすると、リストボックス・コンボボックス・  ツリービューも、一覧に表示させることができるようになります。 8. ご利用上の注意   本ソフトウェアは、すべてのリストビュー コントロール等により実現している  部分を検出対象とします。そのため、一見するとリストビュー コントロール等に  みえないようなものまで検出されることもあります。  (例えば、デスクトップ[Program Manager]など)   また、通常は不可視となっていたり、全くデータが格納されていないけれど  常に存在しているものも確認されていますが、異常ではありません。 9. 著作権・転載について   本プログラムはフリーソフトです。著作権は 矢吹拓也 にあります。   本プログラムを使用した際に生じたいかなる障害についても、またドキュメント  ファイル等に不手際があったとしても、著作権所有者は一切の責任を負わないもの  とします。   このプログラムは再配布可能[*]です。これには、他のネットワーク、インター  ネット上の他のサイトへの転載、雑誌の付属メディアへの掲載・収録も含まれま  す。一般的な再配布の概念を拡張し、次の事柄も認められます。   ・アーカイブ形式の変更を行うこと。あるいは再アーカイブを行うこと。   ・他国語への翻訳を行うため、配布物にあらかじめパッチを当てて再配布    すること。あるいはパッチを公開すること。   ・有用なメッセージの追加あるいは有用なメッセージへの変更のために、    配布物にあらかじめパッチを当てて再配布すること。あるいはパッチを    公開すること。   ・このソフトウェアが動作しない環境へ移植するために、解析をしたり改造    したりすること。   ・パッチ当てを目的として、exeファイルの改鋳チェック機能を除去すること    (除去の方法は、ヘルプ内のFAQをご覧下さい)。   ・有用な機能を追加するために、オリジナルのモジュールの追加を行うこと    (ファイル単位に限る)。   ・不要な機能を除去するために、ファイル単位で除去を行うこと。   ・有料での再配布を行うこと。あるいは有料ネットワークへ転載すること。   なお、ミラーサイトへの転載を行う場合は、改変は一切認められません。  [*] 最も新しい正式版の再配布をしていただきますよう、ご協力をお願いします。    開発途中のバージョン(tr/α/pp/pr/β/fb/rc等)の再配布をしてはいけません。    開発途中のバージョンが雑誌等の付属メディアに収録されてしまった場合、出    版社の全負担で回収していただくことになりますのでご注意ください。   再配布については、作者に断りなく行うことができます。   本ソフトウェアの著作権上の規定は、日本国の法律に準拠することとします。   詳しくは、INASOFTのWebサイトを参照してください。   個別の事情がある場合や不明点などは、作者までご相談下さい。   ニュースサイトや更新情報を扱うサイト、個人サイトなどでの紹介などで  アイコンや実行画面を使われる場合も、連絡なしで構いません。   プログラム中になんらかのバグが見つかったり、ドキュメントやヘルプの中にミ  スがあった場合は、メールなどで知らせていただけるとありがたいです。 10. 質問をお寄せになる場合の注意   質問をお寄せになる前に、ご質問の内容が本ソフトウェアと無関係のもので  ないかをご確認ください。また、質問を寄せる際は、ご利用のソフトウェアの  名前とバージョン、それと環境情報(ご利用のOSや、マシンのスペックなど)も  お知らせください。これらの情報が揃っていないと、回答できません。   このプログラムはフリーソフトであり、使用者には一定のリスクが伴います。  また、使用者にはコンピュータに関する一定のスキルが求められます。よって、  自らにスキルがないことをアピールするかのようなメールを送られた場合、回答  しきれないことがありますので、ご注意ください。 11. 更新履歴 ヘルプファイル「更新履歴」参照。 12. 開発支援金の受付について   いつもご利用いただきありがとうございます。   INASOFTでは開発支援金(いわゆる寄付)の受付を開始いたしました。受付の  方法については、下記サイトをご参考いただければと思います。   開発支援金について   http://www.inasoft.org/kifu.html   よろしくお願いします。 ※Windows、Windows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国におけ  る登録商標です。 ※その他記載されている会社名、製品名などは、各社の登録商標もしくは商標です。 ※本ソフトウェアを利用される方がお使いになるPCに、ウイルス対策が施されている  ことを確認してください。ウイルス対策が施されていない場合、本ソフトウェアを  利用してはいけません。また、質問も受け付けません。 ※このソフトウェアを利用して、犯罪行為を行うことを禁じます。 ※brothersoft等悪質転載サイトからダウンロードされたファイルは悪質に改変されて  いることがありますので、悪質転載サイトからダウンロードしたフリーソフトは  使用禁止にしますと共にサポート対象外としますので予めご了承願います。 ----------------------------------------------------------------------------- [INASOFT] http://www.inasoft.org/ [eメール] http://www.inasoft.org/mail.htmlを参照してください。