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2014.8.30
INASOFT


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Windowsの設定を使いこなすには…


 Windowsは、いじくるつくーるで設定できることよりも、もっと設定可能なものがあります。
 しかし、それはあまりにも危険すぎます。

 そこで、危険をかえりみず、他の設定を試したいという方のために、いくらか僕からアドバイスをしましょう。
(作者は無責任ってコトもおわすれずに)

 まず、Rnsf の中に入っている要素

(1)コントロールパネル/Microsoft Plus! (for Windows 95)
(2)PIF ファイル
(3)システムポリシーエディタ
(4)Tweak UI(PowerToys)
(5)RNSFldr ver.2や、その他の同様な民間のレジストリ編集ツール
(6)Win3.1時代から培ってきた DOSと、テキストファイル編集の技術


 んでもって、残りが

(7) Msdos.sys の編集
(8) レジストリエディタ(Regedit.exe)
(9) 自分勝手な INI ファイルの訂正と、謎のバイナリファイルの改良



 (7) ですね。ファイル名と言えば「8文字以下に押さえなければ」ならないという、強迫観念があるような人がベストです。
まずは、Config.sysやAutoexec.bat、Dosime.sys、Win.ini、System.ini、Sol.ini、Winmine.iniをためらいなくいじくれるようになることです。
 Windows付属のSysedit.exeを使いましょう。


 (4) の PowerToys は、米国Microsoft のシェル開発チームが作ったというフリーソフト集です。コレを使うと、実に様々な設定が可能になります。「Windows って、本当に元から使いやすく設計されたのだろうか」と思うこともあります。
 (PowerToysは英語ですが、これを日本語化するフリーソフトも出ています)


(3) は、気付かない人も多いようですが、Windows 95の場合、 CD-ROM の中の、

\admin\apptools\poledit\poledit.exe

 を探していけば出てきます。Windows 98の場合、

\tools\reskit\netadmin\poledit

 を探しましょう。インストールの方法に関しては、禁止動作等の設定を参照して下さい。


 (2) は、MS-DOSを侮(あなど)らない、ということですね。Windows NT系については別ですが、Win95/98は、いまでもMS-DOSを経由しないと動かない設計になっています(わからない人は、起動時に [F8] を押しっぱなしにしてみなさい)。
 MS-DOSはすばらしい。よく、ものをよく知らずに批判する人がいますが、それは間違っています。あの真っ黒な画面にはWindowsには真似のできないようなすばらしい機能が詰まっているのです。DOSプロンプトも、純粋なDOSモードに比べれば、30%も劣ると言われています。もし、Windowsが起動できないような状況に陥っても、MS-DOSからファイルを操作したりして復旧する(荒療治または超民間療法)が使えるのです。

 なお、Windows 95から MS-DOS を拝むには、「Windows 95を起動しています...」または「Starting Windows 95...」表示中にタイミング良く [F8] を押し、コマンドプロンプトのみ(Command prompt only)で起動する必要があります。[F8] で出てくるメニューを常に表示させるようにするためには、起動ドライブのルートディレクトリにある Msdos.sys の [Option] セクションで、BootGUI=1 と BootMenu=1 を指定します。もし、Windows 98であれば、標準で Windows\System\Msconfig.exe(システム設定ユーティリティー)を使うことによって、MS-DOSモードで起動するかどうかの設定がGUI上で行えます。


(5) は、Rnsf以外にも、フリーソフトでWindowsの環境を改善する良いツールが配布されていないかどうか探してみることです。結構、使いやすい物があったりします。


(7) は、旧MS-DOSユーザーでは戸惑ってしまうことですが、、Windows 95からシステムはすべてIo.sysによって集中管理されるようになっていて、Msdos.sysは単なる設定ファイルになってしまっていることを理解しなくてはなりません。なお、Msdos.sysの書式については、その関係の書籍もでているし、これを編集するフリーソフトも出ているようなので、ここでは割愛します。


(8) 究極のレジストリ編集ツールがレジストリエディタ(レジストリ編集ツール)です。
レジストリは、いまだ全容が解明されていないと言っても過言ではありませんが、コレを使えば、たとえ怪しい設定だったとしても、書き換えることができます(結果、Windowsの再インストールというコトもありますが)。
Rnsfで操作できるのは、全レジストリ中のほんのひとかけらに過ぎないわけですから、レジストリエディタを使いこなせるようになれたなら、便利な編集ツールなど一つも必要にならなくなるでしょう。


(9) はまさに、究極のレベルです。
開発メーカーのプログラマとか、そういったレベルの人がやることです。一般ピープルが手を出すレベルではありません。


と、いうわけで、ここまでにしておきましょう。


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