----------------------------------------------------------------------------- 【 ソフト名 】 キーボードシミュレータ ver.1.47a (.NET version) 【製作・著作】 Copyright(C) 2005-2021 矢吹拓也 【 動作環境 】 Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11 (日本語) 【ランタイム】 .NET Framework 4.xが必要 ----------------------------------------------------------------------------- 1. はじめに   クリップボードに対応していないソフトウェアに、他のソフトからの情報を  貼り付けたくなることはないでしょうか。   作者は、あるバイナリファイル編集ソフトを用いているとき、クリップボード  に未対応であることで、とても使いづらく感じたことがあります。   このプログラムは、キーボード入力をシミュレートすることにより、上記のよ  うなソフトウェアに対する問題の解決を試みます。 2. 何をするプログラムなのか?  Win32APIの keybd_event() を呼び出し、キーボードの動作をシミュレートします。  このプログラムを起動すると、ダイアログが表示され、そこに文字列を入力できる 状態になります。もちろん、クリップボードにも対応しています。  [OK]をクリックすると、数秒のウェイトの後、入力された内容に従ったキーボード シミュレートを開始します。これにより、クリップボードを介さない情報のコピーを 実現します。 3. 動作環境 .NET Framework 4.x のインストールされたWindows XP/Vista/7/8/8.1/10/11 (日本語版奨励)で動きます。   Windows その他サーバ用途OSでは、動くかもしれません。   OSには最新のサービスパックを導入して下さい。 Windows 8以上では、デスクトップアプリとして動作します。 Windows Vista以降ではユーザー アカウント制御にご注意下さい。   動作にあたり、.NET Framework 4.x が必要です。   Windows XP/Vista/7では、.NET Framework 4.xをインストールする必要が  あります。マイクロソフト社より入手しインストールをお願いします。   https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=17851   このソフトウェアは自称初心者(=初心者であることを威張り、他の人より多く  の利益を得ようとする者)の方は利用できません。 4. インストール方法とファイル構成   ダウンロードしたファイルに応じて、インストール方法が変わります。  ・インストール版(実行ファイル) ※奨励   これは、自動インストール版です。   ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールが開始されます。   (Windows XPではインストール版を利用いただけません。通常圧縮版を    ご利用下さい)  ・通常圧縮ファイル版(zip)   これは、単純にすべてのファイルが圧縮されただけのファイルです。   展開して出てきたファイルをハードディスクの適当なフォルダ内に配置し、  ショートカットを作ってください。   ファイルの構成は、下記の通りです。   autokeybn.exe …… プログラム本体   en\*.dll …… 日本語環境以外での英語表示用リソース(永遠のベータ版)   autokeybn.txt …… ドキュメント   autokeybn.chm …… ヘルプファイル (このファイル)   autokeybn.ini …… 設定を格納するファイル    (ポータブルモードの場合に、後から作られます)  ※インターネットからダウンロードしたzipファイルを、WindowsのZIP展開機能を   用いて展開した場合、それらにはZoneIdと呼ばれる、ネットからダウンロード   したことを示すフラグが付きます。この状態だと、exeファイルを実行するたび   に確認ダイアログが出たり、ヘルプファイルを表示・印刷しようとしたときに   「Webページへのナビゲーションは取り消されました」というエラーが表示され   たりします。そのため、ZIPファイルの展開には、Lhasaや+Lhacaなどのフリー   ソフトによる展開を行うことをお勧めします。詳細はこちらをご参照下さい。    https://www.inasoft.org/talk/h201205b.html  ※ヘルプファイル(chm)をネットワークドライブ上で開こうとすると、   OSによるセキュリティ上の制限により、開けないことがあります。   Web版ヘルプを下記のサイトで公開しておりますので、そちらをご覧下さい。    https://www.inasoft.org/webhelp/autokeybn/HLP000001.html 5. アンインストール   本ソフトが起動中の場合は、終了してください。   本ソフトがスタートアップに登録されている場合、登録解除して下さい。   本ソフトウェアを、インストール版でインストールした場合、コント  ロール パネルの「プログラムと機能」(または「プログラムの追加と削除」)  から削除してください。   通常圧縮ファイルを用いてインストールした場合等は、手動でアンイン  ストールを行う必要があります。   ポータブルモードの場合、このプログラムは、設定をカレントフォルダの  iniファイルに残します。   インストールした際にコピーしたファイルに加え、autokeybn.iniを削除すれば、  アンインストールは完了です。   ポータブルモードの詳細はヘルプをご参照下さい。   通常モードの場合は、設定をレジストリに残します。アンインストール時は  下記のレジストリを削除して下さい。    HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\InaSoftAns\AutoKeybN 6. 起動方法   autokeybn.exe を起動してください。   ダイアログが表示されたら、文字列・設定を入力して[入力開始]を押してください。 7. 使用方法   使用方法については、付属のヘルプをご覧下さい。 8. ご利用上の注意 (1) 制限事項   デバイスドライバ等の都合により、キーボードシミュレートがうまくいかないこと  が考えられます。この場合、このプログラムは使用できません。   また、動作速度の遅いパソコンを用いている場合、シミュレートが高速すぎると、  キーボードバッファがあふれたり、キーの取りこぼしが発生することが考えられます。  この場合は、設定を変更して、速度を落としてください。   リモート接続ソフトや、仮想環境ソフトでは、ハードウェアに近いレベルでキー  押下情報を受け取っている場合が多いようです。この場合、本ソフトによるキーボ  ードシミュレートはできないようです。 (2) ユーザー アカウント制御(UAC)との相性   Windows Vista以降で、ユーザー アカウント制御(UAC)が有効な場合において、  キーボード入力対象のプログラムが管理者権限で動作している場合、本プログラム  が一般権限で動作していると、キーボードシミュレートが行えません。   この場合は、本プログラムも必ず、管理者権限で動作させるようにしてください。 (3) Windowsストアアプリとの協調動作   Windows 8以降においては、本プログラムはデスクトップアプリとして動作しますが、  キーボードシュミレート動作は、Windowsストアアプリに対しても有効なようです。 9. 著作権・転載について   本プログラムはフリーソフトです。著作権は 矢吹拓也 にあります。   本プログラムを使用した際に生じたいかなる障害についても、またドキュメント  ファイル等に不手際があったとしても、著作権所有者は一切の責任を負わないもの  とします。   このソフトウェアは、ユーザーが自称初心者(=初心者であることを威張り、他  の人より多くの利益を得ようとする者)である場合は利用できません。自称初心者  の方のご利用はお控えいただきますよう、お願いします。従いまして、自称初心者  の方が初心者であるが故に起こした事故、または自称初心者であるが故の質問など  は一切受け付けませんので、予めご了承ください。   このプログラムは再配布可能[*]です。これには、他のネットワーク、インター  ネット上の他のサイトへの転載、雑誌の付属メディアへの掲載・収録も含まれま  す。詳しくは、INASOFTのWebサイトを参照してください。  [*] 最も新しい正式版の再配布をしていただきますよう、ご協力をお願いします。    開発途中のバージョン(tr/α/pp/pr/β/fb/rc等)の再配布をしてはいけません。    開発途中のバージョンが雑誌等の付属メディアに収録されてしまった場合、出    版社の全負担で回収していただくことになりますのでご注意ください。   ニュースサイトや更新情報を扱うサイト、個人サイトなどでの紹介などで  アイコンや実行画面を使われる場合も、連絡なしで構いません。   プログラム中になんらかのバグが見つかったり、ドキュメントやヘルプの中にミ  スがあった場合は、メールなどで知らせていただけるとありがたいです。   配布・転載・収録するときは、すべてのファイルを一切改変しない状態で行って  下さい(アーカイブ形式の変更は構いません)。   本ソフトウェアの著作権上の規定は、日本国の法律に準拠することとします。 10. 質問をお寄せになる場合の注意   質問をお寄せになる前に、ご質問の内容が本ソフトウェアと無関係のもので  ないかをご確認ください。また、質問を寄せる際は、ご利用のソフトウェアの  名前とバージョン、それと環境情報(ご利用のOSや、マシンのスペックなど)も  お知らせください。これらの情報が揃っていないと、回答できません。 11. 更新履歴   付属のヘルプを参照してください。 ※Windows、Windows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国におけ  る登録商標です。 ※その他記載されている会社名、製品名などは、各社の登録商標もしくは商標です。 ※本ソフトウェアを利用される方がお使いになるPCに、ウイルス対策が施されている  ことを確認してください。ウイルス対策が施されていない場合、本ソフトウェアを  利用してはいけません。また、質問も受け付けません。 12. 開発支援金の受付について   いつもご利用いただきありがとうございます。   INASOFTでは開発支援金(いわゆる寄付)の受付を開始いたしました。受付の  方法については、下記サイトをご参考いただければと思います。   開発支援金について   https://www.inasoft.org/kifu.html   よろしくお願いします。 ----------------------------------------------------------------------------- [INASOFT] https://www.inasoft.org/ [eメール] https://www.inasoft.org/mail.html を参照してください。