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2009.11. 2
INASOFT
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■Windows 7で「ショートカットアイコンの矢印」を消した場合に「タスク バーに表示する」が消える問題について





Windows 7において、「デスクトップ等」にある「ショートカットアイコンの左下に矢印を付ける」のチェックを外すと、Windows 7の一部の動作が変わることがわかりました。

「ショートカットアイコンの左下に矢印を付ける」のチェックを外す

あるいは、いじくるつくーるは使わずに、他のカスタマイズソフトを使ったり、レジストリ エディターを使って直接レジストリを編集した場合も同様です。

(レジストリ エディターで直接レジストリを操作する場合は、HKEY_CLASSES_ROOT\lnkfile にある isShortcut という値を削除します)

レジストリ エディターを直接編集する

上記設定を行った後、コンピュータを再起動すると、通常は表示されているはずの、右クリックメニューの項目「タスク バーに表示する」が表示されなくなります。

下の図の左側は正常時、右側はこの設定を行った場合の表示です。

正常時は「タスク バーに表示する」が表示されている異常時は「共有」が表示されている

上記のように、メニューの並び順が変わり「タスク バーに表示する」「スタート メニューに表示する」が消え、「プログラムから開く」「共有」という項目が現れます。

また、「コンピューター」を右クリックしたときに表示されるメニュー項目「管理」をクリックしたとき、正常であれば「コンピューターの管理」というウィンドウが表示されるはずが、エラーダイアログが表示されるようになってしまいます。

コンピューターを右クリックしたときのメニューの「管理」をクリックすると
コンピューターを右クリックしたときのメニューの「管理」をクリックすると

正常であれば「コンピューターの管理」が表示されるはずであるが
正常であれば「コンピューターの管理」が表示されるはずであるが

エラーダイアログが表示される
エラーダイアログが表示される
「指定されたファイルに対してこの操作を行うプログラムが関連づけられていません。プログラムをインストールするか、既にプログラムがインストールされている場合はコントロール パネルの[規定のプログラム]でプログラムを関連付けてください。」

どんなカスタマイズソフトを使ってもこの現象が起きることから(というか、レジストリ エディターを直接操作しても本現象が起きてしまうことから)、おそらく本現象は、Windows 7の新しい仕様か、あるいは、不具合であると考えられます。

これが不具合であれば、新しいWindows 7のパッチが登場するのを待つことになります。仕様であれば………残念ながら諦めるしかない、ということになるかと思われますが、とりあえず代替となる機能(「左下矢印の画像変更」で空のアイコンを指定する)を用いてみるのも良いかと思われます。

「左下矢印の画像変更」で空のアイコンを指定する

■ご参考
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