----------------------------------------------------------------------------- 【 ソフト名 】 コンボボックス上でマウスホイール操作抑止 version 0.56aβ 【製作・著作】 Copyright(C) 2016 INASOFT 矢吹拓也 【 動作環境 】 Windows Vista/7/8/8.1/10 (日本語版奨励,32bitおよび64bit) ----------------------------------------------------------------------------- 1. はじめに   コンボボックス上やアップダウンコントロールを持つ編集ボックス上で、不意に  マウスホイールを操作してしまい、設定が意図せず変わってしまうような経験は  ありませんか? 2. 何をするプログラムなのか?   コンボボックス/1行編集ボックスを対象とするマウスホイール操作を抑止できます。 3. 動作環境   Windows Vista/7/8/8.1/10 (日本語版奨励,32bitおよび64bit)で動作します。   他の環境でも動作するかもしれませんが、未確認です。 4. インストール方法とファイル構成   ダウンロードしたファイルに応じて、インストール方法が変わります。  ・インストール版(実行ファイル) ※奨励   これは、自動インストール版です。   ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールが開始されます。  ・通常圧縮ファイル版(zip)   これは、単純にすべてのファイルが圧縮されただけのファイルです。   ローカルのハードディスクに適当なフォルダを作り、そこへ圧縮された  すべてのファイルを展開して下さい。   アップデートでインストールする場合は、上書きでインストールして  しまって構いません。   ファイルの構成は、下記の通りです。   ・StopMouseWheel.exe …… プログラム本体   ・StopMouseWheel.txt …… プログラムの簡易説明書(このファイル)   ・StopMouseWheelDLL.Dll …… マウス操作をグローバルフックするためのDLL   ・StopMouseWheel.chm …… ヘルプファイル 5. アンインストール   本ソフトが起動中の場合は、終了してください。   本ソフトがスタートアップに登録されている場合、登録解除して下さい。   本ソフトウェアを、インストール版でインストールした場合、コント  ロール パネルの「プログラムと機能」(または「プログラムの追加と削除」)  から削除してください。   通常圧縮ファイルを用いてインストールした場合等は、手動でアンイン  ストールを行う必要があります。   圧縮ファイルを展開した際に出てきたファイルを全て削除します。   また、設定を削除します。   ・レジストリを設定先にしている場合(デフォルト)    ⇒レジストリエディタでレジストリキー     HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\InaSoftAns\StopMouseWheelを削除します。   ・iniファイルを設定先にしている場合(/Oオプション使用時)    ⇒StopMouseWheel.ini を削除します。 6. 起動方法と使用方法  6.1 基本事項   StopMouseWheel.exeを起動して下さい。   タスクバーの通知領域に、アイコンが常駐します。   タスクバーの通知領域のアイコンを右クリック(マウスボタンの左右を交換  している場合は左クリック)すると、メニューが表示されます。  ・コンボボックス上でマウスホイール操作を抑止  ・1行の編集ボックス上でマウスホイール操作を抑止   ⇒該当するクラスのコントロールを対象にマウスホイール操作をしようとして    いる場合に、その操作がコントロールに伝わらないようにします。  ・可能なら標準コントロール以外も対象とする   ⇒標準コントロール以外の、類似した名称のコントロールについても、    マウス操作抑止の対象とします。  ・マウスホイール抑止したら音を鳴らす   ⇒本ソフトがマウスホイール操作を抑止したら、一般の警告音を鳴らします。  ・マウスホイール抑止したらアイコンを変える     ⇒本ソフトがマウスホイール操作を抑止したら、通知領域のアイコンの    色を一瞬だけ変えます。  ・スタートアップに登録する   ⇒現在のユーザーにログオンしたときに、本ソフトが自動的に起動するように    します。  ・バージョン情報     ⇒ソフト名、バージョン番号、著作権情報、各種注意事項などを表示します。  ・終了     ⇒本ソフトウェアを終了します。  6.2 動作仕様   Windowsのマウスの動作をフックし、次のクラス名を対象に、マウスホイール操作  が行われようとしていた場合に、その操作がコントロールに伝達されるのをを抑止し  ます。     ・コンボボックス … クラス名 "Combobox"    「▼」を押すとプルダウンで選択肢が表示され、その中から1つを選ぶタイプの   コントロール。一般的にコンボボックスと呼ばれるタイプのコントロールのうち、   ユーザーが入力文字列を編集できないタイプのものに対応します。ユーザーが入力   文字列を編集できるタイプの場合は、「1行の編集ボックス」で対応します。   ・1行の編集ボックス … クラス名 "Edit" かつ ES_MULTILINEスタイルを持たない    単純な1行の入力ボックス。    ユーザーが入力文字列を編集できるタイプのコンボボックスや、小さい「▲」「▼」   ボタンが付属した数値入力欄も、こちらに分類されるようです。   なお、上記に似せて作られたコントロール(Webブラウザ上のコントロールや、開発  ソフト等が独自に準備しているコントロールなど)は、制御の対象外です。   ・可能なら標準コントロール以外も対象とする    ここにチェックを入れると、似せて作られたコントロールも制御の対象にできることが   あります。コントロールのクラス名の文字列が、"Combobox"あるいは"Edit"を含んでいる   場合に、制御の対象とします。(英大小文字の違いは無視されます)  6.3 注意事項  ・管理者権限で動作するプログラムでマウスホイール操作を抑止する場合   Windows Vista以降において、ユーザー アカウント制御が有効になっている  場合、本プログラムは、管理者権限で動作するソフトウェアのマウスホイール  操作を制御できません。   管理者権限で動作するソフトウェアのマウスホイール操作を制御したい場合は、  本プログラムも管理者権限で起動させて下さい。   管理者権限で起動するには、主に次の2つの方法があります。   (1) 毎回管理者として起動する手順を実施する場合    実行ファイル(ショートカットでも良い)を起動する際に、右クリックして   メニューを表示し、「管理者として実行」を選んで起動する。   (2) 最初に登録し、以後は毎回、自動的に管理者として起動させる場合    実行ファイル(ショートカットでも良い)の右クリックでプロパティを開き、   「互換性」タブの中の「特権レベル」内の「管理者としてこのプログラムを   実行する」にチェックを入れ、OKボタンを押す。    ⇒これで、以後は自動的に管理者権限を持った状態でプログラムが起動する     ようになります。 7. 著作権・転載について   本プログラムはフリーソフトです。著作権は 矢吹拓也 にあります。   本プログラムを使用した際に生じたいかなる障害についても、またドキュメント  ファイル等に不手際があったとしても、著作権所有者は一切の責任を負わないもの  とします。   このソフトウェアは、ユーザーが自称初心者(=初心者であることを威張り、他  の人より多くの利益を得ようとする者)である場合は利用できません。自称初心者  の方のご利用はお控えいただきますよう、お願いします。従いまして、自称初心者  の方が初心者であるが故に起こした事故、または自称初心者であるが故の質問など  は一切受け付けませんので、予めご了承下さい。   このプログラムは再配布可能[*]です。これには、他のネットワーク、インター  ネット上の他のサイトへの転載、雑誌の付属メディアへの掲載・収録も含まれま  す。一般的な再配布の概念を拡張し、次の事柄も認められます。   ・アーカイブ形式の変更を行うこと。あるいは再アーカイブを行うこと。   ・他国語への翻訳を行うため、配布物にあらかじめパッチを当てて再配布    すること。あるいはパッチを公開すること。   ・有用なメッセージの追加あるいは有用なメッセージへの変更のために、    配布物にあらかじめパッチを当てて再配布すること。あるいはパッチを    公開すること。   ・有用な機能を追加するために、オリジナルのモジュールの追加を行うこと    (ファイル単位に限る)。   ・不要な機能を除去するために、ファイル単位で除去を行うこと。   ・有料での再配布を行うこと。あるいは有料ネットワークへ転載すること。   なお、ミラーサイトへの転載を行う場合は、改変は一切認められません。  [*] 最も新しい正式版の再配布をしていただきますよう、ご協力をお願いします。    開発途中のバージョン(tr/α/pp/pr/β/fb/rc等)の再配布をしてはいけません。    開発途中のバージョンが雑誌等の付属メディアに収録されてしまった場合、出    版社の全負担で回収していただくことになりますのでご注意下さい。   再配布については、作者に断りなく行うことができます。   本ソフトウェアの著作権上の規定は、日本国の法律に準拠することとします。   詳しくは、INASOFTのWebサイトを参照して下さい。   個別の事情がある場合や不明点などは、作者までご相談下さい。   ニュースサイトや更新情報を扱うサイト、個人サイトなどでの紹介などで  アイコンや実行画面を使われる場合も、連絡なしで構いません。   プログラム中になんらかのバグが見つかったり、ドキュメント中にミスが  あった場合は、メールなどで知らせていただけるとありがたいです。 8. 質問をお寄せになる場合の注意   質問をお寄せになる前に、ご質問の内容が本ソフトウェアと無関係のものでない  かをご確認下さい。また、同様の質問がすでにサイト上やドキュメント中に記載済  みでないかもご確認ください。   質問をお寄せいただく場合は、ソフトウェアの名称・バージョンなどの基本的な  情報の他、お使いのPCの機種名や環境情報、OSの名称やバージョン等をなるべく  細かくお知らせ下さい。   回答に必要な情報がお寄せいただけないと、質問にお答えできないことがありま  すので、ご協力をお願いします。 9. 更新履歴 2016/ 7/ 2 ver.0.55β 初公開 2016/ 7/ 5 ver.0.56β ヘルプファイルを追加 2016/ 7/ 6 ver.0.56aβ 誤字修正等 2016/ 7/ 7 〃 インストール版を公開 ※Windows、Windows Vistaは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国におけ る登録商標です。 ※その他記載されている会社名、製品名などは、各社の登録商標もしくは商標です。 ※本ソフトウェアを利用される方がお使いになるPCに、ウイルス対策が施されている ことを確認して下さい。ウイルス対策が施されていない場合、本ソフトウェアを 利用してはいけません。また、質問も受け付けません。 ※このソフトウェアを利用して、犯罪行為を行うことを禁じます。 ※brothersoft等悪質転載サイトからダウンロードされたファイルは悪質に改変されて いることがありますので、悪質転載サイトからダウンロードしたフリーソフトは 使用禁止にしますと共にサポート対象外としますので予めご了承願います。 ----------------------------------------------------------------------------- [INASOFT] http://www.inasoft.org/ [eメール] http://www.inasoft.org/mail.html を参照してください。